カウボーイ&エイリアン

 UFOってのは実は“タイムマシーン”なのではないか?と思っているのだけど、どうだろう?・・・・だって、一般的に解釈されている“宇宙人”が本当にその正体だとすれば今迄公開されてきた写真や映像がUFOのそれと比べて格段にインチキ臭いのは何故なのか?とか、マヤやインカを代表する古代文明の時代から目撃されているにも関わらず(壁画などにUFOや宇宙人的なモノが描かれていたりして)未だはっきりと解明されていないってのはいい加減時間が掛かり過ぎ、とか思うし。友好的であれ敵対的であれそろそろ何らかの挨拶があってもいい頃じゃないだろうか。それに引き換え、もしもタイムマシーンだとしたら?を考えると・・・・(まずそれ自体がありえないってのは無視して)大昔から現れているのも納得いくし、昔から云われている“歴史的な出来事”の際によく目撃されているってのもなんか分かる気がするから。例えば、いつの日か“タイムトラベル”が実現したとして、旅行代理店でツアーの申し込みをしに行ったとする。若干、旅行費が割高になったとしても、何でもない“とある1日”より“歴史的な出来事”を見に行ってみたいのは当然だろう。そうなってくると過去の人間との接触はその後の歴史を変えてしまう可能性があるので厳禁であることは小学生でも理解できる範囲だろうし、突然に消えるUFOの説明もできる。数々目撃されているインチキ臭い宇宙人の姿は、未来の人間が自分らの姿を見られない為の専用の旅行服もしくは仮装なのだから、リアル感に乏しくても仕方が無い。

 それにしてもカウボーイとエイリアンってのは何と不釣り合いな響きだろう。先に書いた僕の持論からすると、カウボーイの時代にUFO(タイムマシーン)が現れても全然不思議じゃないのだけど、なんだか物凄くあり得ない組み合わせに思えるのが不思議である。カウボーイとエイリアンって・・・・。そんな斬新な組み合わせってだけでまず先手を取られている気がする1本。もうコレ以上は無いだろう?ってくらい出し尽くされた感のある映画のテーマとしては「まだそれがあったか?!」と思う程の斬新さ!(まぁ、『ワイルド・ワイルド・ウエスト』もあったけど・・・・)しかもその製作陣がまた凄い。まず、製作総指揮に巨匠スティーヴン・スピルバーグ!それに『バックドラフト』(91年)や『アポロ13』(95年)そして01年の『ビューティフル・マインド』でアカデミー賞を獲ったロン・ハワードが制作。で、監督は『アイアンマン』(08年〜)のジョン・ファブローである!息子を未知の生物に連れ去られた町の悪党ボス、ダラーハイドは仲間を引き連れ復讐に行く。が、それは彼らが持つ鉄砲ごときでは全く太刀打ち出来ない相手であった。そんな未知生物を唯一倒せる武器を持つ男が突如現れるのだが、彼は何故だかそれまでの記憶を全く持っていないのだ。よく分からないままに半ば仕方なく手を組むことに・・・・。そこに、その全てを知っているかのような謎の美女が現れ物語はいよいよ混沌となっていき・・・・。未知の敵を相手にする為に反発し合う関係も手を取り合って協力し合い、そして終いには白人であるダラーハイドにアパッチ族も仲間入りし未知の生物に立ち向かっていく、という王道の展開は実に爽快である。「同じ地球人同士で戦っている場合じゃないアルヨ。団結して地球を守ろう」的な一体感。で、それを演じる役者陣がまた凄い!街のボス、ダラーハイドにハリソン・フォード(スターウォーズのハン・ソロ、もしくはインディ・ジョーンズの)!そして鍵を握る謎の男にダニエル・クレイグ(云わずと知れた007・ジェイムズ・ボンド)なのだ!まず、この2人の夢の共演ってだけでもう充分に超大作感満載だろう。それに加え、先に書いた製作陣である。なんだか“約束されたヒット作”って感じで反則気味でもあるのだけど、それくらい間違いの無い1本である。最初から最後までアドレナリン出まくりのハイテンション映画!正真正銘の“超娯楽大作”である。

 近年『世界侵略:ロサンゼルス決戦』(11年)や『スカイラインー征服ー』(10年)、『第9地区』(09年)など、リアル感を追求した宇宙人モノが主流だったけど、その反動的にこの『カウボーイ&エイリアン』を境に今後の宇宙人モノは娯楽大作が主流になってくるのだろうな。中でも注目株である『メン・イン・ブラック3』、なんだか度々製作が中断したりして難航しているようだけど、本当に公表されている来年5月に公開されるのだろうか?・・・・とにかく早く観たいのだけど。

一番上にもどる      ホームヘもどる