第2回
セイカの『ボンタンアメ』

一目でそれと分かる、レトロで印象的なパッケージ。中のひと粒ひと粒は、オブラートで丁寧に包まれているのが特徴だ。

子どもからお年寄りまで全国で愛される
鹿児島が生んだ超ロングセラーお菓子

 鹿児島で生まれて85年。〈セイカ〉の“ボンタンアメ”は、全国各地で世代を超えて親しまれてきたロングセラーお菓子だ。もちもちとやわらかい食感。ほのかな甘酸っぱい香りと、どこか懐かしさを覚える独特な味わい。昔と変わらぬ味のようだが、実は、味には少しずつ改良が加えられていると製菓部の牧迫さんはいう。「時代時代で様々なニーズがあります。それに少しでも応えられる商品でありたい。変わらないことと、変えていくこと。誕生から85年になりますが、まだまだ完成形ではないと思っています」。現在は、阿久根産の文旦から抽出したエキスに、温州みかんの果汁、さらに文旦の一品種であるサワーポメロの果汁も加えることで、あのさわやかさと果実の風味を出しているそうだ。私たちが気付かないほどの繊細な企業努力。これこそが長年愛され続ける所以なのかもしれない。
「伝統を守るためにも、新しい事にもチャレンジしていきたい。鹿児島にこだわることが、大手メーカーとの差別化に繋がると思うんです」。そんな言葉通り、今年は新商品が続々と登場中。しかも今までの〈セイカ〉にはなかったタイプの商品も開発中で、6月にお披露目予定だとか。私たちの楽しみが、さらにもうひとつ増えそうだ。

 

セイカ食品株式会社

本社

  • 鹿児島市西別府町3200-7
  • 099-284-8111(営業部)

工場

  • 鹿児島市唐湊4丁目4-5
  • 099-254-0685(製菓部)

その他、詳しい情報はホームページをご覧ください。
http://www.seikafoods.jp

※2011年3月現在の情報です。

 

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