第7回
薩摩じねんやの『花林糖饅頭 口笑口笑』

外はサクッ、中はしっとりという不思議な食感。上品な小豆餡の甘さが口に広がって、どこか懐かしさを感じさせてくれる。トースターで2〜3分焼くと揚げたてのような香ばしさと食感に。

鹿児島の素材にこだわったお菓子
どこかホッとする新鮮な味を追求

 空の玄関口・鹿児島空港で、いま最も人気のあるお土産と言っても過言でないほど、売れ行き好調のお菓子があると聞いた。それが〈薩摩じねんや〉の“花林糖饅頭 口笑口笑(かりんとうまんじゅう しょう×しょう)”。
 その名の通り“かりんとう”を彷彿とさせる、サクッとした食感と真っ黒なルックスが印象的な和菓子。香ばしく食感の良い生地には喜界島産の黒蜜がたっぷり使われており、中のしっとりとした上品な甘さの小豆餡とも、実にいい塩梅だ。「発売からまだ2年ですが、どこか懐かしいという声をいただく事が多いんです。ありそうなんだけど、今までになかった感じが受けたのではないでしょうか。決して見た目が良いわけではないので(笑)」と小牧さん。〈薩摩じねんや〉の代表であり、この“花林糖饅頭 口笑口笑”の考案者だ。「鹿児島は黒糖の名産地。従業員に喜界島出身の方がいて取り寄せたら凄く良くて。で、使いたいとずっと考えていたんです。日本一売れてる饅頭って実は黒糖の饅頭。じゃあ、どこにでもあるようなものを作っても面白くないと、揚げるというアイデアが出てチャレンジしたんです」。
 懐かしさのなかにしっかりと新しさもある、そんな新感覚のお菓子。空港での人気ぶりは、地元や県外の方に鹿児島の新しい手土産として、着実に支持されてきている証と言えるだろう。「さつまいもや黒糖など、鹿児島は良い素材があるのに活かしきれていないというか、うまくアピールできていないような気がする。県外のほうが加工技術も進んでいる上に商売もうまいんですよ(笑)。良い素材を作ってくれる鹿児島の生産者のためにも、お菓子で鹿児島食材を県外にアピールしていきたいんです」。“鹿児島の自然(ジネン)がくれた贈り物をお届けする”。それが小牧さんのお菓子づくりを支える思いであり、〈薩摩じねんや〉の理念なのである。

 

ジネン・コーポレーション株式会社

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※2011年6月現在の情報です。

 

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