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#109
ブラックサイト

ウェブ版記念すべき第一回目はインターネットの恐怖を描いたサスペンス・ホラー『ブラックサイト』。ウェブ版になっても全く変わらない(変われない)内容でスタートします!(いつものように「ネタバレOK!」で会話は進みますのでご了承下さい。)

ブラックサイト
発売・販売:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメイント
DVD ¥3,990(税込み)
http://store.sonypictures.jp/item/dvd_cam/TSAD-34231.html

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カレー祭りのその後で・・・・

魅災流 オツカレー!しかし、この前の“カレー祭り”楽しかったっすね!
坂元 おぉ!今回からウェブ版になって、全国、いや世界中から読める状態になったというのにまた極端な内輪ネタから入ってくるとは!
アキサン “カレー祭り”って何?
魅災流 去年から始まったんだけど、夏の終わりに坂元さんちで・・・・
坂元 だからそこ説明しなくて良いだろ!そんなことより、ちゃんと映画の話しようぜ。
魅災流 ・・・・・「そんなことより」?
坂元 そりゃそうだろ、ココは映画のコーナーなんだから、ちゃんと映画の話題で持っていかなくちゃ。
魅災流 おいら達の“思い出話”より“映画”の話の方が大事だって言うんすか?!
坂元 はい。だってココ映画のコーナーですから。ちゃんと映画の話で盛り上がって、で、願わくば読んでくれた人が「この映画面白そうだな、観てみようかな」という気持ちになってくれれば嬉しいじゃないか!その為のこの会話なのだから。思い出話はどっか他所でやってくれよ。
魅災流 ・・・・・あんた変わったな・・・・・どうしちゃったんだよ。昔は「読んでくれた人皆に楽しんで貰おうなんてサラサラ思っていない。例えばその中の100人に3人でも共感してくれてクスッとでも笑ってくれればいい」って、あんたそう言ってたよな。
坂元 いや、それはぶっちゃけ、社長の井上氏が10年くらい前ちょうどこのコーナーが始まる頃に言ってたことなんだけど・・・・・。
魅災流 じゃあ、何か?今はその井上社長が「読んでくれた人全員を楽しませろ!それが出来ないなら即打ち切りだ!」とでも言っているのか?
坂元 そうは言ってないけど・・・・まぁ、あの頃とは状況も変わったしお互い10年分歳も取ったし・・・・何かと世間と折り合いをつけなきゃならないところがあるんだよ。だから大人しく映画の話しよう。
魅災流 ・・・・あんた、行くところまで行ったんだな。この次は何か?ハリウッドスターか?えぇ?ハリウッドスターorハリウッド監督にでもなってやろうと言うんすか?大体、今回のテーマ『ブラックサイト』にしてもそう。ウェブ版になるからこのお題だったんすか?オイラの知ってる坂元さんならそんな安直で分かりやすい決め方なはずないっすよね、きっと海より深い考えがあってこの作品をチョイスしたんだと思ってますよ。今でもそう思ってますよ。そうでしょ!?坂元さん、今回のテーマに込められた本質は何なんですか!?
坂元 今回からウェブ版になるから“インターネット”をテーマにした映画にしようと思って、ヤフーで「インターネット 映画」って検索したらコレが出てきた。

ダイアン・レインがいた夏

チャキ まぁ、とにかくウェブマガジン化おめでとうございます。これで全国区になるってことですかね。インターネットって凄いな。
アキサン 考えたらこのコーナー、こういうウェブマガジンの方が断然性に合ってるよね。ネットを通してのメールのやりとりを坂元さんが会話形式にまとめてるわけでしょ。いわゆる「架空対談」なわけだから、それこそネットの世界観だもんね。
坂元 そうそう、チャキさんとか会ったこともないし(笑)。確かに、このコーナーはこういうウェブマガジンの方がしっくりくると思う。会話中に出てきた映画の情報にもすぐに飛んでいけるし、参加している人たちの個人的なブログにもリンク出来たりして、もうその可能性は限りないものがあるもんね。なんだけど、オレ個人的には断然「活字(雑誌)派)」なんで、こういう形になって正直ちょっと残念なところもあった(笑)。やっぱ、雑誌の持つあの手軽さや温かさみたいなのは他の何にも換え難いものがあるよね。だから敢えて“ネットの落とし穴・デメリット”みたいなのを題材に取り上げて“CROWDウェブ化”に抗議してやろうと・・・・・
アキサン なるほど。全く持って無力な抵抗だったわけですね。まぁしかし、確かに“インターネットの負”をテーマにした映画としてはこの『ブラックサイト』は良く出来た酷い映画だよね。
チャキ でも、意外とあっという間に終り「へ?終り??」って感じでした。とにかく、ダイアン・レインを久しぶりに見て「うおお!」と思う36歳。
坂元 オレも今36なんだけど、確かにオレらの子供時代(小学・中学の頃)の「ハリウッド・大スター」と言えばダイアン・レインだったよね。「ロードショー」やら「スクリーン」やらでいっつも見ていた気がするけど、じゃあ、彼女の出てた映画は?って考えるとせいぜい『アウトサイダー』『ストリート・オブ・ファイヤー』くらいしか無いよね?なのに何故あれだけ時代を代表するくらいの大スターだったのか?考えたらちょっと不思議。でも流石に大女優だけあって『ブラックサイト』での彼女の存在は大きかったよね!彼女じゃなければもっとこう・・・・低俗な、と言うかただの趣味の悪い「サスペンス・ホラー」になっていたかもしれない。
チャキ 私はこの映画、最初は“クリック殺人”を(ネットユーザーに対して)どう止めるのか?コレが鍵だと思ってた。相手は世界中のネットユーザー。国的には対応はNG(当たり前か)勿論、犯人を捕まえることが大事なんだけど、興味本位で人の殺人及び死を見ようとする多くの匿名の人々。彼らがクリックするたびに、その殺人マシーンのスイッチが入っていく。「どうすんだよ、これ!絶対無理じゃん!どうやって収めるのよ!」と思ってたら・・・・・
坂元 そこは全然関係無い(笑)。
チャキ うん。全然関係ない(笑)。ダイアン姉さん強し!もっと言えば、あの協力者の刑事イラネ。犯人探しにしても(というか犯人は既に出てきてるが)こうでこうでこうですよみたいな、さくさく謎解き。その流れで、いかにも殺されそうな主人公の同僚。そして塩酸プールの中でのんきなモールス信号・・・FBIだから鍛えられてた?
坂元 まぁ、そこは実に映画的ではあったけど、そもそもこの映画の勝算は“殺人現場”をクリック1つで見ることが出来る(しかも、興味本位のみで!)そして、そのアクセス数に比例して『SAW』並みの“殺人マシーン”が作動する、って言うアイデア1発だったと思うから、そこに犯人探しや逮捕劇まで盛り込まれたら間延びして仕方無かったとも思うよ。
チャキ それにしても、世界中で踊らされてたネットユーザー達は一体何だったんだ?しかもあのラスト。でも確かに途中飽きることなく(良い意味で)あっという間だったけど。
アキサン とにかくアイデアが良いよね。『SAW』『CUBE』と同じような臭いがするのは何ででしょう?内容は全然違うのに。殺し方のバリエーションが豊富だからでしょうかね?何かシリーズ化されそうな感じもします。“killwithme.com”ってURL見た?全部英語だけど結構楽しめたよ。
坂元 映画の中のサイトそのままで「おぉ!」と思うよね。まぁ、とにかくオレら世代にはダイアン・レインを90分観れたことだけでも“観た価値アリ”ってことで。

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