#112 ネバーエンディング・ストーリー

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更なる“現実逃避”

坂元 何だかんだ言って、『ネバー〜』はみんな好きな映画なんだな。
チャキ まぁ、私もDVD全部持ってますからね(笑)。コレ上映してたの、私が小学生だったかな。あの爽やかな主題歌と犬竜(笑)。ファルコンしか覚えてなかったので、今回改めて観直したとこでした。三部作なので『ネバーエンディング・ストーリー 第2章』もDVD持ってるんだけど『1』を観終わって、どうも食指が動かず・・・・。って言うか『3』に関してはレンタル置いてます?
アキサン 先日、ちょうど第2章も併せてCSでやってたんで初めて観てみました。てか、続編があったなんて知らなかったんですけどね。しかも『3』まであるなんて。バスチアンがイキナリ妄想の世界に飛び込んじゃって、何かイマイチ釈然としない。感情移入出来ない。「何だ、お前も妄想の産物か」って。むしろ、父親に感情移入。本を読みながら息子の活躍に一喜一憂する姿は1作目のバスチアンのポジションなんですよね。個人的にはバスチアンは“そこ”でとどまって欲しかった。中に入っちゃうなよ、と。てか、続けて観たから役者の変更についていけないのもありましたが。
ぴよきんぐ あ、3作目なんてないですよ?あれは夢か何かですよ。
坂元 正しくそんな感じに、世界中から“無かったこと”にされている(笑)。だって『3』のバスチアンって中学生になってて結構もう大人なんだよね。でも、やっぱりまだいじめられている。で、またも“本”を手にとって・・・・って、今まで何を学んだんだ!?と。もう、放っておけ!と言いたい。
ぴよきんぐ しかし、あれですね・・・南国系のファンタジーって余りないですよね。『フック』ぐらい?“ファンタジー”と言えば、どこか氷とか雪とか。必ず出てくる氷の魔女だとか・・・・。
坂元 確かに“ファンタジー”と言えば冬だよね。夏だと、あと『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』とかかな?暑いとなんか緊張感無くなるし、「まぁ、良いんじゃない?取り敢えずビールでも飲もうぜ!」みたいに和気藹々となりそうだもんね。
ぴよきんぐ まぁ、それはそれである意味観てみたいけど(笑)。『ロード・オブ・ザ・リング』は暑かったり寒かったり忙しいですけどねぇ・・・・もしかして、『ウィロー』って元ネタは〈指輪物語〉だったのかなぁ?『ロード・オブ〜』と似てますよね?『ウィロー』好きだったなぁ・・・・好きだった割りにはホビット族が頑張ってたとこしか覚えてないけど(泣)。
魅災流 『スターウォーズ』なんか、SFファンタジーの代表作でありながら、今となっては「有り得なくもないな」という感じっすよね?ついでに言うとオイラ的には『となりのトトロ』も「有り得なくもないな」とゆう視点で観れちゃいます(笑)。
坂元 逆に『グーニーズ』なんか、現実生活を描きながらスゲー有り得ない感じで、夢いっぱいの映画だと思わない?オレが思う“子供に観せたい映画No1”。
魅災流 オイラはなんと『グーニーズ』を観てないんですよ!お恥ずかしい・・・・あ、オイラはチブだから恥ずかしいのは当然か。どんな映画なんすか?昔、ファミコンで“グーニーズ”があったじゃないですか、あれも「いや、オイラは『グーニーズ』観てないからできねーや」と思って一度もやったことないんです。
坂元 ・・・・ワケ分かんないけど、あ、そう。
編集T ・・・あっ、『ゴーストバスターズ』とかどうですか?お化けってある意味、現実感ありますけど、あそこまで主張してくるコミカルなお化けってあり得ないですよね!?あのゴーストをバスターするメカにも憧れたなぁ・・・・。
坂元 子供の頃、僕の将来の夢は“ゴーストバスターズ”でした。でも、それになる為に何の勉強をすればいいのか分からず断念しましたが・・・・。
編集T あと『グレムリン』!水をかけられると悪いグレムリンが増殖!って今考えると意味が分かりません(笑)。子供の頃はハラハラしながら観てました。「おいおい、悪ムリン(悪いグレムリン)に羽生えちゃったよ!」とか。
『ジュマンジ』も結構記憶に残ってます。母親に連れられて劇場に観に行って、これは画面に釘付けでした。面白かったなぁ。実家の物置や図書館の薄暗い本棚になんだか惹かれるのはきっと、『ジュマンジ』『ネバー〜』のせいだと思います。きっと、あの不思議なボードゲームや本がないか、心のどっかで期待してるんです。無いって分かってても、年甲斐もなく(笑)。
アキサン 『ジュマンジ』とか『ナイトミュージアム』とか、誰しもが幼い頃に想像したりすることが映像化されると何か嬉しいんですよね。「ああ、皆同じこと考えてんのね」って。だから良い大人になってから妄想映画(てか、映画ってほとんどが妄想というか想像から生まれるんでしょうけど)を観ると何かニヤニヤしちゃいますね。
坂元 莫大なお金を使って“妄想”を実際に映像化するっていう、この究極の大人の遊び的芸術が“映画”の醍醐味じゃないかな?どんだけお金使って、そんなバカなことするんだ!?ってのも、映画の楽しみ方の1つだと思う(笑)。
アキサン ガキンコの頃に観た映画だけど、テリー・ギリアムの『バロン』、『バンデットQ』、『未来世紀ブラジル』が強烈でしたね。大概が深夜テレビ映画で観たんですが、何ともいえない恐怖を植えつけられた記憶があります。えげつない妄想というか、気味の悪い夢を見た、というか見せられたような感覚。特に『バロン』と『バンデッドQ』は内容とかあんまり覚えていないんです。気味の悪い夢のような映画、としてしか記憶してないんですよね・・・・。
坂元 この機会に観てしまわないよう、この3本には注意を促そう(笑)。
編集T こう考えると、ファンタジー系の映画って子供の頃に観たやつばっかりですね。この手の映画って、最近では自然と観なくなってる。時々は、こういうのも観た方がいいかもしれませんね。特に『ジュマンジ』には、若き日の“かわいい”キルスティン・ダンストが出てるらしいので(笑)。
坂元 しかし、編集Tさん、久しぶりだね。クラウド・スタッフとして、仕事上ではしょっちゅう話してるけど〈Short cut〉の参加は随分久しぶりだよね?
編集T 僕が前回参加したの“100回記念”のときだったので、ちょうど1年ぶりになります。坂元さん!10周年がいよいよ見えてきましたね!今度こそ記念企画やりましょうよ!参加者で居酒屋に集合して、“バーチャル”じゃなく“ガチ”対談とか。
坂元 いや、“ガチ”対談はまとめられる自信がありません・・・・・。

次回の予告

魅災流 次回は『2010年』ですね。いよいよ本当に2010年に入る、ということで・・・・。
坂元 はい、宜しくお願いします。今回の『ネバー〜』と次回の『2010年』とファンタジー系が続くので、その次は雰囲気を変えて『マイ・ブルーベリー・ナイツ』をやろうと思います。
魅災流 ウォン・カーウァイの?・・・・・オイラの苦手な“恋愛モノ”ですね・・・。
坂元 テーマは“大人の恋愛映画”でいこうと思いますんで、よろしくお願いします!

参加者募集!

このディスカッションは、メールのやりとりのみで行われているバーチャル(死語?)な対談です。このコーナーには基本的に何の束縛も決まり事もありません。思いついたことを独り言のように書いていただければこちらで他の参加者とのメールと「会話形式」に編集させていただきます(掲載時には簡単な自己紹介文とアイコン用画像が必要です)。現在募集中のテーマは2月25日更新予定の『マイ・ブルーベリー・ナイツ』(監督 ウォン・カーウァイ 出演 ノラ・ジョーンズ)。まずは気軽にメールを!メール受付〆切は1月15日(金)です。ご意見・ご要望のメールも大歓迎です。

参加希望メール送り先  sonic@sky.plala.or.jp 坂元まで

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