#113 2010年

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2010年、という“近未来”

チャキ しかし改めてこの作品を観ると(どっちかというと『2001年〜』の方)、本当に多くの作品に影響を与えたんだな~と思う。特にあのモノリスといい、クラシック音楽といい、変幻自在な光の存在といい・・・・同じく近未来なあの某アニメを思い出すのですが(笑)。
魅災流 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』って近未来感たっぷりですよね!(笑)。コレは、オイラのフェイバリット映画の上位に常にランクインしてます!
坂元 しかし“近未来”って言葉、何だか良いよな(笑)。夢を感じない?“近い未来”っていうことで「もうすぐこーなりますよー」みたいな、ワクワクする響きがある。
魅災流 良いですね“近未来”!現実は不安になるようなことばかりだけど、“近未来”って言葉には夢が詰まってる。オイラも、夢と希望と脂肪がたっぷり詰まったこのメタボリッ腹とも“近未来”お別れする予定なんですよ(笑)。
坂元 確かにそれは夢いっぱいな話だな!
チャキ で、現実の2010年ですよ。現実の2010年は映画『2010年』に追いつけたのか?宇宙探索の旅は今でも続いている、まぁこれは、ぼちぼちと。
で・・・戦争は今でも続いている。今では爆弾テロなんて信じられないことも起きている。全人類が、戦争を止めて奇跡を実感出来るような素晴らしいことは未だ訪れていない。それよりも環境破壊や2012年問題等、まだまだ不安の影が全世界の人々の頭上に・・・・。そんな世界にはまだまだ謎のモノリスは、訪れてくれないのでしょうか。
坂元 だからこそ、近い未来にはきっと明るくなる!と思いたいんだよ。
チャキ しかし、近未来を題材にした作品って、なんか暗いダークなイメージが拭えないですよね。『未来世紀ブラジル』の管理社会。『ロボコップ』の超暴力社会。『ターミネーター』シリーズの絶望的な未来。
坂元 それに『マッドマックス』『猿の惑星』のような廃界的な未来とか。
チャキ 『2010年』ぐらいかな、ハッピーな未来は(私的には「えっ~!?」だったんだが)。アメリカという銃社会、犯罪社会という側面から生まれたものなのかな?その点、日本の近未来観はどうか?
坂元 なるほど!「ドラえもん」だ(笑)。
チャキ そもそも“近未来”ってなんぞや。“未来”ではなく。私的に近未来の定義って“ちょこっと未来”なんですよ。見た目は、全然今と変らないけどなんか少しだけ発達してるみたいな。今じゃ、全く当たり前な携帯電話とかネット社会なんて、昭和の頃は正しく「ドラえもん」の世界のお話でしたよね。昔の人間からしたら、今現在は十分近未来。少しずつだけど、昔夢見た“未来の世界”に近づいている。
坂元 そうそう。きっとそのポジティブさが日本人の本質なんじゃない?だから、日本に於ける「近未来観」はどれも夢が溢れているのかもしれないね。
チャキ あとは、ロボットか。『2010年』でのHALとまではいかなくても。
ロボットが登場する近未来な日本作品と言えば、マイナーですが『機動警察パトレイバー』か。アノ作品は殆ど今現在と変らない(時代は昭和ですが)。ただレイバーという人が操縦するロボットは存在している。やっぱ、ロボットって永遠の憧れです。最近はロボットの玩具も発達はしてますが・・・・ね。でもガンダムやアトムまで行くと、もはや“近未来”じゃないし。
坂元 でも全然凄いでしょ?今のロボット技術も。ネットとかで見ると何だか凄いことになってて、確実に僕らが夢見た“近未来”が現実になってきていると思った。いや、個人的には想像以上かも。この前もアメリカかどっかで実際にロボットが凶悪犯を捕まえてたし。リアル『ロボコップ』じゃんねぇ。
チャキ 約20年ぐらい前の漫画ですが『企業戦士YAMAZAKI』も当時近未来を感じさせました。イッセー尾形で実写化されてますが、いかんせんマイナーで。これって企業戦士(ビジネスコマンドー)という戦闘用サイボーグであるヤマザキが派遣社員として各企業に出向き、その企画を成功させるといったものなんですが、そのアイデアというか新商品が今見ると結構実用化されてるの多いんですよ。“液晶画面付カードカメラ”(今で言うデジカメね)とか“何週間か録画するTV”(まぁHDDかな)、“電子新聞”(WEBニュース?)に“栄養菓子”(そのものズバリもあるしサプリメント物も入るかも)とか。
坂元 人類の進歩とかって、基本的にそういった“夢”を実現させていく力にあるのかもね。だから“夢”は大切なのだ。
魅災流 近未来映画と言えば『2012』観てきましたよ!天変地異はヤバいっすよねー。昨今の異常気象を体感してるだけに益々リアリティが増してくる・・・・。
一応、映画を観終わったあと、嫁さんには「宇宙人が攻めてきたりした場合はなんとか頑張るけど、こんなふうに(『2012』みたいに)なった時は諦めましょうね」と言っておきました(笑)。

次回の予告

魅災流 次回はウォン・カーウァイの『マイ・ブルーベリー・ナイツ』でしたっけ?
坂元 はい。前回の『ネバーエンディング・ストーリー』、そして今回の『2010年』と、ファンタジー系が続いたので次回は趣向を変えて。テーマは“大人の恋愛映画”。
魅災流 ・・・・オイラの苦手なテーマなので欠席しようかな。
坂元 最近のレギュラー陣からしてみたら全員が“最も苦手な”テーマでしょう(笑)。しかし、魅災流さんは“恋愛”に関してはプロじゃん!なんだったら自分の経験談でも良いから語ってよ!
魅災流 もうすぐ子供も生まれるってゆうこのタイミングに経験談は語り辛いわ!
坂元 で、現在募集中の映画は『シザーハンズ』。テーマは“泣ける映画”です。
魅災流 ティム・バートン&ジョニー・デップの名作っすね。
坂元 同コンビでの『アリス・イン・ワンダーランド』公開に合わせて、『シザーハンズ』をテーマに“泣ける映画”を語りますんで、とにかく泣ける映画を観まくって、たくさん泣いといて下さい。

参加者募集!

このディスカッションは、メールのやりとりのみで行われているバーチャル(死語?)な対談です。このコーナーには基本的に何の束縛も決まり事もありません。思いついたことを独り言のように書いていただければこちらで他の参加者とのメールと「会話形式」に編集させていただきます(掲載時には簡単な自己紹介文とアイコン用画像が必要です)。現在募集中のテーマは3月25日更新予定の『シザーハンズ』(監督 ティム・バートン 出演 ジョニー・デップ)。まずは気軽にメールを!メール受付〆切は2月15日(金)です。ご意見・ご要望のメールも大歓迎です。

参加希望メール送り先  sonic@sky.plala.or.jp 坂元まで

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