#122 ロッキー4

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ドラマとして観る『ロッキー』シリーズ

坂元 『ロッキー』シリーズはどうしても、試合(アクション)シーンばかりが取り沙汰されてしまうけど、ドラマとしても凄く良いと思わない?まぁ、それが深いかどうかは別として。
そもそも1作目でロッキーはアポロに負けて終わってるわけで・・・・最初から勝ち負けよりもドラマを重視しているのが分かる。その宿敵アポロとの友情と死、師匠であるミッキーの死、更には最愛の妻エイドリアンの死・・・・そして親子関係や家族愛など、そこにはたくさんの“ベタだけど”泣かせるドラマがたくさん詰まっているんだよね。
アキサン で、件の迷作『ロッキー5』を挟んでの『ロッキー・ザ・ファイナル』
もうね、試合シーン無しで良かったんじゃないかと思うぐらいにジイサマ化したロッキーをジックリ描いてますよね。周りの問題事は都合よくサクサク片付いちゃうんですけど。
上木原 厄介者ポーリーが「俺を人並みに扱ってくれてありがとう」。
アレは泣けたなぁ・・・・ロッキーの引き立て役としてポーリーは重要だよね。
アキサン 『ロッキー5』のときもそうだったけど、あんまり周りの人間が成長しないというか、ジュニアは色々あった上で理解してくれるようになるけど、『5』からしたら全然成長して無い。むしろダメっぽい男になってるし。偉大な父のおかげで霞んでしまう一茂やカツノリのようです。
『5』のトミーもダメ男になって終ってるし、『ファイナル』のディクソンにも成長が認められない。
ただひたすらにロッキーのドラマ。そして流れるロッキーのテーマ。映画よりもテーマ曲のほうが名作なんじゃないかと。
坂元 なるほど。そう言われると確かにそうだ(笑)
上木原 けど、アポロみたいな友人が欲しいよねぇ~・・・・。
一緒に海を走りたくないか?
一緒にプールでじゃれたくないか?
ネット上だけの知り合いじゃなくて本当の友が欲しい・・・・
坂元 友達いないんすか?
上木原 昔、東京いたときアポロがいたんだよ。仕事こそ違ったけど一緒に酒飲んだり、遊び行ったり、そのうち家族ぐるみの付き合い・・・・。今はネットでコミュニケーションとるだけだけど。
そんな彼はアポロにそっくりだったなぁ・・・・
坂元 顔が?
上木原 それにしても、あの敵地でのトレーニングはハンパない!人間工学に基づいたロシアのジム!かたや田舎で自然相手に体を作るロッキー!みんな憧れたよね、あの姿は・・・。
特にあの“ドラゴンフライ”(ねてて下半身上げるヤツ)。ジムで練習するんだけどアレは絶対出来ない・・・・。
坂元 『エクスペンダブルズ』のプロモでスタローンとドルフ・ラングレンが来日してて、2人してやたらとTVに出まくってたけど、やっぱこの2人はロッキーとドラゴにしか見えないよね。で、何だか時代を経て続いている2人の友情みたいで画的にグッときたりした。
アレから25年だからねぇ・・・・
アキサン ドルフ・ラングレンといえば『レッド・スコルピオン』のイメージも強いんだけど、両方ともロシア人(ソ連人)役。そういや、あのシュワ知事も『レッド・ブル』でロシア人役でしたね・・・・(関係ないか)。なんでこの人、ロシア人の役がしっくりくるんだろう?別に“ロシア人顔”ってわけじゃないのに。
坂元 ドルフ・ラングレンってスウェーデン人なんだってね。オレ、本当にロシア人だと思ってた・・・・って言うか“ロシア人顔”って何?
アキサン そりゃあ、アレでしょ・・・フカフカの帽子が似合うとか?そんなんでしょ。

男らしい青春時代と“男なら観ろ!”な映画

上木原 で、今回のサブ・テーマ“男なら観るべき!”ってな映画・・・・。男ならやっぱスタローン・シリーズは観て欲しいですねぇ。
『ロッキー』『ランボー』『オーバー・ザ・トップ』『クリフ・ハンガー』『デイライト』どれをとっても男臭さが伝わってくる・・・・。
孤独、生き様、親子愛、男気、挫折、希望、様々な要素が振り込まれたスタローン映画。
家にはスタローンの自作DVDBOXがありますよ!家のホームジムはスタローンのパネルだらけだし。
魅災流 実はオイラはロッキーよりランボーのほうが好きなんですけど(笑)。こないだ久々に観ましたよ『怒りのアフガン』!!
強いぞ、ランボー!

鋼の肉体、ランボー!

友情を重んじる男、ランボー!

鉄十字キラー、スパイダーマン!
上木原 ランボーは最高だよね!僕はもともと、悪に立ち向かう主人公ってのが好きなもので・・・・どうしても憧れちゃう。
で、“悪”っていってもその辺の悪じゃなくて、テロリストやなんかその政府ぐるみの陰謀というか・・・・だったらやっぱ『24』でしょ!もうスゴイんだから!
『怒りのアフガン』なんて上司トラウトマン大佐を救うべくランボーは単身で行く!『300 スリーハンドレッド』のブリーフとマント姿のスパルタ軍300人が100万人のペルシア軍に向かっていく姿も良かったけどランボーは1人VSソ連軍だからね。空中・地下・地上と筋肉と弓のみでありえないほどの圧倒的な強さ!更に08年の『ランボー 最後の戦場』なんか、主演・脚本・監督の3役で、還暦を迎えたスタローンとは思えない圧倒的な強さ!
「無駄に生きるか誰かのために死ぬか、お前が決めろ」のセリフはヤバイです・・・・・。
魅災流 孤軍奮闘、一騎当千といえばシュワちゃんの『コマンドー』も燃えましたねー!!ヒョイとかついだ4連バズーカランチャーをぶっ放なすとこなんかもう最高・・・・。
上木原 昔、子どものころ僕の田舎は映画館もなく、映画はTVの“洋画劇場”くらい。スタローンとシュワちゃんの映画はよくやってましたねぇ・・・。
ほとんどのダチは“シュワちゃん派”の中、僕は昔から男気あふれるスタローンが好きだったんだよね!
坂元 オレも断然スタローン派だったなぁ。あの頃は2人共競い合うように似たような映画を量産してたよね?『ランボー』に対抗して『コマンドー』とか、スタローンの『コブラ』刑事に、シュワルツェネッガーの『ゴリラ』刑事!
上木原 高校時代、DCブランドが流行ってみんなバイトしてブランドシャツ買って天文館を歩いてた頃、僕は黒のタンクトップに迷彩のパンツはいて天文館歩いたこともあったなぁ・・・・さすがにバンダナはしなかったけど。
坂元 て言うか、それは誰にもツッ込まれなかった?
上木原 いや、別に・・・・あと、高校時代みんな吉田栄作ヘアに憧れたんだけど、俺はランボーみたく長髪ウェーブに憧れてたよ。そしたら、近所のオバちゃんがランボーヘアで!思わず「どこでやってるんですか?!」って訊いて、実際ソコ行ってやってもらったらバッファローマンみたくなったの覚えてる・・・・。

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