ピンポンピンポン 発売:アスミック

#126
ピンポン

「漫画から飛び出してきたかのようなキャラ達、
漫画の1コマを切り出してきたかのような映像、好きな漫画が原作だと評価は辛目になりがちなんだけど、
この映画は大好きです。」by アキサン

ピンポン
発売:アスミック、小学館
販売:角川映画
発売中/¥4,935(税込)

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『ピンポン』の魅力

坂元 今回は、実写版『あしたのジョー』の公開に併せて“漫画(アニメ)が原作の実写映画”でいこうかと思います。
編集ツカモト で、『ピンポン』!いよいよ来ましたね!待ってましたっ!松本大洋好き、クドカン好きにはたまらない!僕も大好きな映画です。
アキサン “音楽のある映画”特集(#123『フットルース』)の時にもチラッと触れましたけど、私もこの『ピンポン』という映画が大好きでして・・・・
編集ツカモト 音楽も良かった!
そうそう、アキサンさんは『ピンポン』のサントラ、よく聴くって言ってましたよね?「supercar」の“Yumegiwa Last Boy”は聴いていると焦るというか、ウズウズするというか・・・。“夢際”って言われちゃうと、動かずにはいられなくて、とりあえずこの映画観たあとは近所をランニングします(笑)。
アキサン 漫画から飛び出してきたかのようなキャラ達、漫画の1コマを切り出してきたかのような映像、好きな漫画が原作だと評価は辛目になりがちなんだけど、この映画は大好きです。
編集ツカモト “マンガ原作映画”って2種類あると思うんです。
1つは原作を忠実に再現してる系。これは単なる原作のダイジェスト版になっている場合が多くて、原作を知らない人はついていけなかったりする。そして原作ファンも「まぁ、こんなもんか・・」くらいの感想で終わってしまう。もう1つはオリジナル要素やストーリーを加えてる系。こっちはこっちで原作ファンから大ブーイングをくらうことが多いですよね・・・・
アキサン しかし『ピンポン』は、確かにカットされてるエピソードも多いけど、誰かがそこを補完していてそんなに気にならないよね。
編集ツカモト そうそう!この映画はそのバランスがちょうどいい気がします。卓球タムラのオババとか小泉監督とか、原作とは全然違うけどあの世界観と合っててカッコいい!というか夏木マリと竹中直人は、ズルいくらい豪華な配役!キャプテン大田の荒川良々もいい味で(笑)。
その上で原作同様、試合のスピード感とか、ペコが復活するまでのドラマの部分もしっかり爽快で気持ちいいし、きっと原作ファンも納得のはず!
アキサン で、私この映画のCG(VFX)も好きですね。ピン球や観客や色んな意味で有名な「I can fly」のシーンとか・・・・
坂元 曽利文彦監督ってジェイムズ・キャメロンの『タイタニック』でCGアニメーターとして参加してるんだよね。この『ピンポン』が公開される当時、「『タイタニック』のCGを手掛けた曽利文彦の監督デビュー作!」として騒がれていたのを覚えてる。あの機械的なピンポンの練習シーンは凄いよね、何気ないけど有り得ない(笑)。
アキサン そうそう。私なんか、もう一回観たかったからDVD買ったぐらい。 唯一欠点を上げるなら小泉先生が竹中直人ぐらいでしょうか。・・・・個人的にあんまり好きじゃないもんで。どの芝居でもどの役でもエキセントリックな竹中直人でしかないような気がして。
上木原 確かに(笑)。
相変わらず竹中直人コーチは一人演技してましたよね・・・・まぁ、でも、スマイルがだんだんコーチに惹かれる姿はよかった。
それにしても、卓球=地味ってイメージあったけど、正に“世界最速の球技”ですよね。カットマンとか凄くないですか?この映画観て実際試合見てみたいと思っちゃいましたもん。
編集ツカモト 『ピンポン』にハマってた頃は大学生だったんですけど、やりましたね~卓球!ペコの裏面打法に憧れて(笑)。
ジャンプしながらスマッシュを打つ練習したり、でも戦型はスマイルが良かったりしたので、卓球部の後輩を体育館に連れ出して「カット教えなさい」つって・・・迷惑かけました。その後輩、名前が竜仁(たつひと)だったので、その間だけあだ名が“ドラゴン”でしたね。って、観てない人は全く分からない話ですけど。

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