#126 ピンポン

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アニメ(漫画)のお薦め実写版

上木原 そういえばの昔よく“窪塚洋介”に似てるって言われてたな・・・・
ペコじゃなくて“IWGP”の頃のね。
坂元 新日?
上木原 じゃなくて・・・・
坂元 冗談です。『池袋ウエストゲートパーク』ね。そう言えば似てますね。
似てる、似てる。しかし、窪塚洋介にもスタローンにも似てるって不思議っすね(笑)。
上木原 彼の存在感はハンパなく、独特の演技やオーラがスゴかったな~、ダイブする前までは・・・・映画でもダイブしていたけど。久しぶりに『GO』ももう一度観ちゃいました。
坂元 『GO』良かったよねぇ!あと『ランドリー』とか。オレもあの頃の窪塚洋介、大好きだったな。
上木原 そう言えば『GO』も同じく宮藤官九郎が脚本だけど、クドカンの脚本映画って面白いの多くないですか?『なくもんか』とか『舞妓Haaaan!!!』はじめ、好きな映画多いなぁ。阿部サダヲさんや大倉孝二さんって独特の雰囲気出ていていいですよね。
アキサン 原作の松本大洋だと『鉄コン筋クリート』もありますけど、あれは「別に」って感じなんですよね。漫画をアニメにした映画であってそれだけというか、漫画のアニメ化ってのはそんなに興味が持てないんですよね。それよりも松田龍平主演の『青い春』のほうがグッときます。
魅災流 アニメ原作の映画と言えば、まずは、やっぱ『宇宙戦艦ヤマト』を!と思ったんですが、これは#124『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』のときに丸々1段落使って語ってたので当然割愛でしょうね!?
オイラ、あのときはまだヤマト見てなかったから話にもついて行けず・・・しかも、ちゃんとジャンゴ借りてまで観たってのに、どうみてもみんなヤマトの話題のほうが盛り上がってたし(笑)。
編集ツカモト 最近だと『ソラニン』でしょうか?これも原作が元々好きだったので、鹿児島の公開日初日に張り切って観に行ったんですけど・・・・まぁまぁ良かったですよ。こっちは“原作忠実再現”系で、マンガ読んでるときと同じ場面でウルウルしてしまいました・・・。サンボマスターのベースの人とかハマリ役!宮崎あおいのボーカルがあんまり巧くないのも逆にリアルに感じたし、アジカンの歌う主題歌(劇中歌?)“ソラニン”は今も良く聴いてます。同じ“音楽×青春”みたいなのでいくと、みうらじゅん原作の『アイデン&ティティ』も良かったですね。
坂元 『アイデン&ティティ』、オレも大好きです。バンドマンにはたまらない映画だよね(笑)。コレも漫画が原作だったんだ?
編集ツカモト ファッション的ロックはびこるバンドブームの中で、“本物のロック”とは?という問いに苦しむ主人公。そしてボブ・ディランの胸に突き刺さる言葉。僕は食い入るように観てたんですけど、一緒に観ていた当時の彼女は開始30分で爆睡という・・・。楽しめるツボは人それぞれなんだなぁと、身をもって知った映画です。みうらじゅん原作・田口トモロヲ監督の最新作『色即ぜねれいしょん』も面白かったけど、コレもきっと女性にはウケないんでしょうね。“男ですいません”的な映画です。
上木原 あと、独特のタッチの絵でストーリーも面白い福本伸行先生の『カイジ 人生逆転ゲーム』もいいですね。“ざわざわ感”、“緊張感”相手の心理の裏の裏、またその裏・・・・映画版も結構好きです。
魅災流 『どろろ』とか面白かったっすねぇ。
コレは元々漫画が好きだったんですけども、世界観がバッチリ再現されててよかった!キャストも似合ってたし。ただ後半やりたいことが多過ぎたのか、かなり端折った感じが否めなかったですけども。
あと、『CASSHERN』『デビルマン』。今まで何度も「オイラは好きなんだけど」って挙げてるけど、酷評だらけでいつも話が広がらないっす。今回もやめといた方が良いっすかねぇ・・・・?
アキサン 止めときましょう。
魅災流 あ!あと『ドラゴンボール』も実写化されたのありましたね!
坂元 それも、やめときましょう。
魅災流 ・・・・じゃあ、『ゲゲゲの鬼太郎』は?・・・・オイラ的にはまあまあですかね。なぜウエンツかなぁ?と。
坂元 ・・・・・・・・
魅災流 ・・・・・・・香取慎吾の『NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE』は?

“実写版”の勇気と解釈

アキサン 坂元さんは「Go to Theaters」で「映画の原作は読まない」、「読んだ原作の映画は観ない」って書いてましたけど、私は可能な限り“読んだ原作の映画”は観ることにしてるんです。
観た作品の殆どが「ああ、違うんだよなぁ」とか「そこ省いちゃったのか」とか、それこそ揚げ足取りばっかりになっちゃうんですけど(その揚げ足取りが楽しかったり)。自分の感覚と他人の感覚を照らし合わせたい、って欲求もありますよね。それこそ、このコーナーみたいに「俺はこう感じた」、「私は違うわ」みたいに監督や脚本家と照らし合わせてみたいです(笑)。で、他人の評価も聞きたい。だから映画観にいく時は予習復習を欠かさないようにしてるんですよ。
坂元 あぁ、なるほど。それもよく分かります。
アキサン 『自虐の詩』なんか「何で映画化するんだ?」って思いましたもん。知る人ぞ知る漫画というか、興味あるなら読んでみ?って人に紹介するのを目的とした漫画というか、マニアックな所にいて欲しい漫画だったんで。でも、例えば私のヨメは殆ど漫画を読まないんですよね。「面白いよ」って教えても読もうとしないというか、てか教えるだけで現物を用意しない私も悪いんでしょうけど。そんなヨメに紹介するのにちょうど良いんですよね、漫画の映画化って。漫画に限らず小説なんかもそうなんですけど。
編集ツカモト しかし正直な話、当たり外れが大きいのもこのジャンルの特徴ですよね。 期待してた浅野忠信主演の『鮫肌男と桃尻女』とか、峯田和伸主演の『ボーイズ・オン・ザ・ラン』とか残念な感じだったし、このテーマじゃなきゃ観ないだろうと思って借りた『真夜中の弥次さん喜多さん』とか、案の定ぶっ飛びすぎててついていけませんでしたし(泣)。
アキサン 結局、よほどメジャーな漫画は別として、漫画自体ってのは結構サブカル気味だと思うんです。人によっちゃ“オタク文化”の一言で片付けられちゃいそうな。それ故に間口も狭いし、一般的に知名度があるのはジャンプやマガジンに連載されてる漫画ぐらいだったり。
そんな中で“漫画の映画化”となると、難解なストーリーをより分かり易く改編したり、キャラを減らしたり、ヘタすりゃオリジナルのキャラを追加したりして、間口を広く、敷居も低くして映画化されちゃってる気がするんです。映画を観て興味を持って漫画を読んで貰う、ってのが目的なのかもしれないんですけど、漫画からのファンにしてみたら何か納得がいかない、ってこともありますよね。
坂元 原作に思い入れがあればある程、映画化作品を残念に思ってしまうもんだし。どちらも純粋に独立して楽しめれば良いのだけど。
アキサン 『BECK』『デトロイト・メタル・シティ』とか『デスノート』が映画化って聞くと「ああ、やっぱり映画化(映像化)するのか」って気がするんだけど、『東京ゾンビ』とか『ねじ式』が映画化って聞くと「オイ、大丈夫なのか」って思っちゃいます。(・・・・そういや浅野忠信って漫画原作の映画が多いような気が)そういう意味では『20世紀少年』は「オイ、大丈夫か?」と思わせつつ良い出来でしたよね
上木原 あぁ、『20世紀少年』もありましたね。色んなキャストがカメオ出演で出てきて、3作まであったんだけど意外と飽きずに一気に楽しめた。“予言”、“宇宙防衛軍”、“絶交”、“ヒーローの名前”などガキの頃よく使った言葉やあだ名が懐かしく、「昔バカやった友達はどうしてんだろうな?」とか「あのトキのコトまだ気にしてるんだろうか?」なんて、同窓会して昔話で盛り上がりたいな~って思った。そう言えば『ピンポン』の月本スマイルも13番役で出てましたね。あの人はいろんな役やるな~。
坂元 『20世紀少年』はマンガも映画も全部観た。面白かったよねぇ~!
上木原 あと、『海猿』も人気あるよね。ウチの彼女が好きで毎回つき合わされます・・・・。結構感動シーン多くお互い顔グシャグシャに泣いちゃって。
最近、涙腺が弱いのか感動したらすぐ泣いちゃうんですよねぇ。正月やってた「はじめてのおつかい」なんて次の日営業できないほど顔パンパンだったもん。
魅災流 『湘南爆走族』とか『ビー・バップ・ハイスクール』とかも一時期流行りましたよねぇ。コレこそ漫画原作の実写映画化のハシリなのでは?
上木原 やっぱヤンキー漫画って実写化しやすいんでしょうね。最近だと『ROOKIES』とか『クローズZERO』とか。しかし、『ビー・バップ~』はメチャクチャ流行りましたよねぇ~!俺が中学時代だったな~。みんな城東のテルのモノマネしてたもん(笑)
魅災流 あと、古いとこでいくと『孔雀王』も好きでした。何回もビデオ借りて、あの印の結び方を覚えたものです・・・・あ~懐かしい!今でもホラ、こうやって「臨・兵・闘・者・皆・陣・・・・・」
坂元 それもやめましょう、分かり辛い。

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