#129 ゾンビランド

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間違いなくこの映画以降のゾンビ映画は変わる。

パスキア 『ゾンビランド』。わざとにしか思えない悪趣味なタイトルに、お世辞にも洗練されてますとは言えないDVDジャケット。ただ、間違いなくこの映画以降のゾンビ映画は変わる。変わらざる得ないおもしろさが満載!
坂元 しかし、それにしてもこの映画がゾンビ映画としては歴代1位を記録!ってのが何だか腑に落ちないところもない?(笑)ロメロやダリオ・アルジェントを超えてしまったってのが・・・・
アキサン いや、だからこの映画は「ゾンビ映画」ではないって。少なくてもロメロを継承するジャンルのゾビ映画ではない。
坂元 同感です。最近は「ゾンビ」も色んなネタになって多岐に渡ったジャンルに登場するようになったもんね。確かにその辺を全部ひとまとめにして「ゾンビ映画」というには、今はもうちょっと違ってきていると思う。 この『ゾンビランド』は明らかに『ショーン・オブ・ザ・デッド』からの「ゾンビ・コメディ」の流れだよね。
アキサン 『ショーン・オブ〜』なんか、思いっきりラブコメだもんね。レンタル屋さんでもホラーのコーナーじゃなくてコメディのコーナーに置いてますもん。探すのに苦労しました。『ゾンビランド』と一緒で、ダメ男がダメな日常を打破すべく一念発起して彼女にいい格好見せたろ!的な映画で、シチュエーションがゾンビ世界なだけで、肝心のゾンビは「志村後ろー!」状態だったりで。ほのぼのしてて良いですよね。最後はゾンビが日常に溶け込んじゃってて。
坂元 あと『ゾンビーノ』とか。こっちはもう完全に日常に溶け込むを通り越してゾンビをペットとして飼ってるし(笑)
アキサン 『ゾンビーノ』は感動ファンタジーにカテゴライズされるんでしょうけど。やっぱりタマにはいいですよね、ほのぼのゾンビ映画。
パスキア 『ゾンビランド』、クライマックスの遊園地ゾンビ大量虐殺、ヒロインの名前吐露など、先読みできるも観てみたいと思わせるのがこの映画最大の底力。
アキサン タラハシーの『リベリオン』のガン=カタばりのアクションにも痺れました。畜生、格好いいぞ。
・・・って、『リベリオン』もB級映画ですかね?ガン=カタのケレン味タップリなアクションは男の子にとってタマラナイです。中ニ病をこじらせちゃった感じが最高です。
坂元 『リベリオン』ってあったよね?確かに観たけど何一つ覚えていない(笑)今をときめくクリスチャン・ベイル主演にショーン・ビーンとかエミリー・ワトソンも出てて、しかも製作に『スピード』『ツイスター』で当時旬だったはずのヤン・デ・ポンが絡んでたはず。なのに、確かに何故だかB級な感じがするね(笑)
アキサン 最近、ホラー映画のコーナーに「○○オブ・ザ・デッド」系が目立ちますよね。昔だったら「悪魔の○○」とか「死霊の○○」とか、オドロオドロしいタイトル付けられてたのに。
坂元 そうそう、オレ的にはB級映画の代名詞としては絶対『悪魔の毒々モンスター』!幾つもの続編も作られたけど全てが名作!コレはもう何て云うか・・・・凄いでしょ!(笑)
アキサン あと、B級といえば『死霊のはらわた』シリーズで有名なサム・ライミ。『スパイダーマン』ですっかりメジャーになったと思ったら『スペル』でやっぱりB級パワー炸裂でしたね。谷岡ヤスジのマンガのような鼻血ブーも最高です。
改めてサム・ライミが『死霊のはらわた』の監督だったということを思い出させてくれました。色々と悪趣味で。グロい。とにかく汚い。笑っちゃいます。
坂元 サム・ライミの定説では「恐怖も度が超えると笑いが出る」なんだとか。伝説的な『死霊のはらわたⅡ』なんか正にその極地だし『スペル』にしたってそうだよね。
アキサン もうひとつ「~オブ・ザ・デッド」系で『ラン・オブ・ザ・デッド』ってのがありました。ジャケットのアオリ文句の「ゾンビが跳んでくる」に引かれて思わず観てしまいましたよ。しかも「バルクール・ゾンビ」とか書いてるし。もう頭悪そうでタマリマセンよね。どんだけバカ映画なんだろう、と思ってワクワクして観たら・・・・結構普通に良い映画なんですよ。『28日後・・・』と似た感じはあるんだけど。ゾンビも走るは跳ぶはのダイナミックアクションなんですけど、それよりもドラマ部分の方も見応えあるんです。B級映画だと思ってたのに面白いからもうガッカリですよ。
坂元 何故?
アキサン 武器もトンカチって辺りが実に渋い。しかも一撃必殺じゃなくて何度も何度もどつきまわしてる。例えば、実際に現実世界がゾンビ世界になっちゃったとすると、当然サバイブしていくためには武器が必要となるわけで。でもウチは野球なんて健全なスポーツしないからバットの類は無い。マンション住まいだしガーデニングにも興味ないからデカいスコップも無い。取り回しの良さそうな、それでいて射程をソコソコ確保できそうな鈍器なんてそうそうない。当然、銃器の類も無い。じゃあ・・・・トンカチしかねえなあ、ってなるでしょ?
坂元 まぁ・・・・なりますね。
アキサン その辺が非常に現実的で。

たまには内容よりビジュアルを重視して観てもいいじゃないですか?

上木原 俺、B級って結構観ますね。たまには内容よりビジュアルを重視して観てもいいじゃないですか?B級はカーアクションはじめ好きなジャンルが多いし。
坂元 分かる、分かる!オレも好きなジャンルでいうとB級映画に辿り着く。酒飲みながら、何にも考えずに本当に楽しく観れるもんね。正にコレこそが映画の醍醐味なのかもしれない、なんて思う。
上木原 今回の『ゾンビランド』にしたってさ、3000人のゾンビを相手にどうやって生き延びるか?・・・・この時点でなんか笑えるよね(笑)因みに俺だったらやっぱボートのオールにチェンソー両端にまいて斬って斬って生き残る!「何故トレーニングしてるの?」ってよく言われるけどこう答えることにしました「太ると絶対追いつかれ食われるので・・・・」。今も暇があったら走ってマッスル。
坂元 オレもジムに行きだして、目標は「上木原さんに腕相撲で勝つ!」だったんだけど、この前久しぶりに会って一段と太くなった腕を見て早くも断念しました・・・・絶対勝てる気がしないもん(笑)
上木原 B級のニオイがプンプンする監督と言えばロバート・ロドリゲスとQ・タランティーノでしょ!彼らの作品は何故か観てしまう。観終わった後も何も残らなくて何も考えずに観れるし(笑)
しかし彼らの作品に頻繁に出演する悪人顔のオッサン!最近だと『マチェーテ』のダニー・トレホ!昔から気になる俳優だけどだいぶ太ったな・・・・ 昔は超マッチョだったのにな~
坂元 正にB級映画の代表格とも云える俳優だよね(笑)流石に『マチェーテ』観てないけど・・・・
上木原 初めて観たのは『デスペラード』のナイフ使い、そして『フロム・ダスク・ティル・ドーン』『コン・エアー』。しかも、最近見た『デス・レース2』にも出てるし! こりゃなんかあるな…と思ったらなんとロバート・ロドリゲスのイトコ! あのトレホの顔面は絶対忘れない。衣装はタンクトップか裸かレザーベストしか着ないし・・・・多分。
坂元 超悪人面!って思うけど本物の極悪人なんだよね(笑)実際に刑務所内でのボクシング・チャンピオンという経歴を持つらしいし。
上木原 トレホの主演作『マチェーテ』は観て爆笑!で、キャストが豪華!大御所デ・ニーロに、ジェシカ・アルバ、セガール、ミッシェル・ロドリゲス・・・ ん~、セクシ~!
内容よりセクシーな美女とトレホの正に「美女と野獣」が面白い!ロドリゲスとトレホって男のロマンだよね。「セクシィ~!+美女+パイオツ+バイク+喧嘩+殺し+爆発+銃撃戦」と男の宝箱!これからも期待します。
坂元 観てみます!
上木原 あと、B級の代表格と云えばやっぱ『シベリア超特急』でしょ!伝説の映画評論家水野晴郎が監督・脚本・製作・主演!(スタローンとかぶるな・・・・)
坂元 出た!マイク・ミズノ!(笑)
上木原 コレは物凄いツッコミどころ満載ですね(笑)演出、セリフ全てに於いて秀作なのか傑作なのか未だ疑問です。まずタイトルから想像して列車殺人事件かと思いきや・・・・いや、そうでもない・・・・ホテル、客船、海上と様々。監督マイク水野氏のハンパない棒読みゼリフはまるで金曜ロードショーの説明、カツゼツの悪さ、セリフを思い出しながら喋ってるし(笑)
ある意味物凄いです。気になる人はYouTubeで検索してみてください。他の共演者がスゴク上手いだけにものすごい違和感があります。
坂元 確かに。コレは伝説ですね。
上木原 あと、B級ってカーアクションも多いですよね。その中でも主役といえばやはりヴィン・ディーゼルとJ・ステイサム!彼らの車映画大好きです。ハゲなのにカラダもスゴイです。『ワイルド・スピード』『トランスポーター』『トリプルX』。それに、高級車ばかり集めた『レッドライン』もお勧め! ランボルギーニ、フェラーリ、ブガッティはじめ雑誌でしか見たことない車が疾走する姿は涙モノ。『60セカンズ』も良かったですね。シェルビー・マスタングがシビれるサウンドでニトロ噴射でヘリをまくシーンはスゴイッス・・・・俺もあんな運転技術があったらな~って。
坂元 でも、上木原さんのも凄いスーパーカー乗ってるじゃないですか!オレ、あの車初めて見ましたもん。
上木原 縦列未だヘタですが・・・・あと「デカ生物系パニック映画」(勝手にネーミング)って観たことないですか?モスラからはじまりアナコンダ、アリゲータ、タコ、イカ、クモ、ミミズとまあ巨大生物・・・この手のパニック映画好きだな~。ついついレンタル屋行って「デカ生物コーナー」(勝手にネーミング)必ず行きますね。
坂元 オレも好き!当たり外れもデカいけど、たま~に凄い面白いのあるよね。
上木原 あと以前からず~っと気になってた映画で『フォーガットン』。以前のココ「Short cut」でも紹介されてましたよね。いつでしたっけ?アキサンでしたっけ?アレ観た人にしか分からない「ズバコーン!」。確かにズバコーンでした・・・・スコーンでもないし、ドヒューンって感じでもないし・・・・前半はイイのに後半が「ズバコーン」で、えっ?ソッチいっちゃう?
『REC』といい最近この手のストーリー多いですね。

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