#133 ガンダム

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クキタ!クラウド。行きまーす!

久木田 はじめまして「クキタ!クラウド。行きまーす!」
坂元 あ、宜しくお願いします。
久木田 ・・・・いや、コレも『ガンダム』ネタなんすけど・・・・。
坂元 冗談です。それくらいは分かります(笑)。
久木田 男の子はロボットアニメと一緒に育つ。僕もそんな一人で一番最初に好きになったのは近年映画化されて話題になったロボット作品『戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマーV』でした。
上木原 そうそう!昔は『トランスフォーマー』の超合金が欲しくてたまらなかったよね~。あのズッシリ感がたまらない!
久木田 当時買えなかったトランスフォーマー欲は現在発散しているのですが(笑)、だから幼少期に『ガンダムファースト』を見た感想は「なんでロボットなのに変形しない?!」「人間ばかり出てきてロボットがなかなか戦わない」くらいの感想しかなかったんですよ。認めたくないものですねぇ・・・・自分自身の「若さ故の過ち」というものを・・・・。
上木原 まずロボットアニメって言ったらロボット操縦する主人公が絶対的な正義で、毎回敵が来てボカスカやられ最後は爆発・・・・。相手の政治や家族は完全無視って感じ?まあ子供だったから分かりやすくてよかったけど、その点『ガンダム』は人間模様があったからね。それぞれの主張があってそれぞれ仲間や家族がいる。ロボットも1体だけじゃなく量産されてジオン軍と連邦軍の戦争を描く。まあ子供だった俺らはいまいち訳分からなくモビルスーツ同士の戦いが楽しかったんだけど・・・・。また主人公は改造されたり圧倒的パワー持ってるわけじゃなくてフツーの民間人で。なんかこの辺『エヴァ』と似てるな・・・・。だから子供や大人でも感情移入しやすいのが人気だったのかな?
坂元 なるほど。きっと子供の頃はロボット同士の戦いがカッコ良くて面白くて、そしてある程度大きくなってから観直したとき今度は物語の神髄である人間ドラマに惹かれるのかもしれないね。「あ、こんなに奥が深かったのか」と。
久木田 小、中学生の間にガンプラも買ったりしていたけれどファーストを見ることになったのは大学になってからだったなぁ。大学の先輩から「ガンダム祭り」に貴様も来い!と誘われ・・・・。
坂元 ガンダム祭り?
久木田 えっ?知らない?ガンダム祭り。まずジオン軍の組織図とザビ家系図や地球連邦軍の動き等をまとめたプリントを勉強させられ劇場版『ガンダム』を音響設備が抜群の先輩宅で6時間強見せられるっていうアレよ。
坂元 知らないよ!(笑)
久木田 何しろ長期戦だったので途中でトイレ休憩はあるんだけど、目を離すことは許されないワケ。名台詞が出る度復唱、終わりには感想を言わされ、帰りはみんなで「ジークジオン!ジークジオン!」の行進・・・・。
坂元 参加はしたくないけど傍から見ていたいな。
久木田 痛い美しい思い出はさておき、改めて観る『ガンダム』は一時代を築いたアニメだけあって流石に面白かったっすね。名台詞の連呼、ジオンと連邦軍のそれぞれの正義、独り歴史と戦うシャア、子供の頃ガン消しで当たったらがっかりしていたズゴックやアッガイも今見るととてもカッコいい!!って感じでファーストのTV版、そして『Z』に手も伸ばしました。

「ああ、『ガンダム』じゃないか」、って感動しました・・・・

アキサン で、今回のテーマ作品『機動戦士ガンダムUC』、これは久々にトキメキましたね。ついに来たか!って。『ガンダム』ってシリーズ一杯出てるんだけど好きじゃないシリーズも一杯あるんです。いわゆる宇宙世紀じゃないヤツです。別にいいや、って。『ガンダム』じゃなくても良いじゃない、って思ってしまうんですよ。で、ここんとこそんなのばっかりで、ああ、新しいガンダムですなぁ、今度の『ガンダム』のデザインはどうなのよ?程度で。・・・・そしてそんな中に『UC』ですよ。最初は2007年に小説で発表されて、2010年に第1巻が劇場公開&DVD発売。でも、この時点ではまだスルーしてたんです。小説はトータル10巻も出ているんですが、いわゆるラノベ系というんでしょうか。中高校生が読みそうな装丁は30半ばのオッサンが手にするには若干の抵抗がありまして。そしたら角川文庫版というのが発売されまして。大人しい装丁はオッサンが買うに何の抵抗もない状態でした。ま、amazonで買ったんですけどね。
坂元 じゃ、どっちでもイイじゃん!
アキサン で、小説の作者は福井晴敏。『亡国のイージス』とか『戦国自衛隊1549』とか映画化されてる作品も多いんだけど「なんかファンタジーだなぁ」と思ってたんですよね。でも、それが『ガンダム』の世界だと程よいリアリズムになってキャラやメカニックが活き活きとしてくるんですよ。んで、一気に読み終わって、ああ、『ガンダム』じゃないか、と感動してしまいました。何に感動したかって、過去の作品も抑えているというか、しかもそれがファンサービス的な抑え方じゃなくて、必然として登場してくるんですよね。話が続いてるんです。今まであったことが。
坂元 シリーズものなんだから当り前じゃないかって思ってしまうけど、そうでもないんだ?
アキサン いやいや、この手のって大概新シリーズになると過去の話ってそんなに引っ張らないんですよね。一部の登場人物と背景ぐらいで。それが兵器開発だったり政治だったり宗教だったり、そういうものを包括してくれていて。そして何で戦争してるの?ってことをキチンと細かく抑えている。映像(DVD)は今現在で3巻まで出ているんだけど、全6巻なのでちょうど半分。子供の頃に『ガンダム』好きだった人なら観て欲しいですね。シャアやアムロってどうなったの?フル・フロンタルってシャアなの?そんな疑問を抱いてる人は是非。観るとまた格好良いんです。観終わったら速攻でプラモ買いに行きましたもん。仕事中に何個もバチバチ作っちゃいました。
坂元 せめて休みの日に作りましょうよ・・・・。
上木原 奥が深いっすねぇ・・・・。俺は『ガンダム』『Zガンダム』『ZZ』くらいしか覚えてない。そういえばガキの頃あだ名がカミーユだったな・・・・何故だろう?
アキサン ちょっと前にも『機動戦士Ζガンダム』が劇場公開されましたよね。何故かGacktが主題歌歌ってたんですけど。これは新作画を加えての公開だったんですけど、やっぱり昔の作画と今の作画の違いが目立ちすぎて。手間かけてでも新規で作って欲しかった気がしますね。大変なんでしょうけど。ラストはテレビ版と違ったエンディングで、この後に続く 『機動戦士ガンダムZZ』に繋がらなくなっちゃったんですけど、コレはコレで良いんじゃないかと・・・・。
魅災流 俺はあまり詳しくはないのですけども、『逆襲のシャア』は映画として大好きな作品で何回も観ました!!サザビー、ヤクトドーガ等々、モビルスーツもこの作品のが一番カッコ良かったでしょ?シャアとアムロの台詞もいちいち印象的だったりしますよね。まぁ、そんなことより、とにかくクェス・パラヤが大好きなんです。
アキサン そうそう!劇場版ガンダムで忘れてはいけないのが『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』、通称『CCA』っすね。アムロとシャアの戦いに決着、というのがもう・・・・。『UC』が出るまでは、僕の中ではガンダムは『CCA』で完結してました。
後の作品は蛇足というかオマケというか。『V』『F91』はどうなんだ!って人もいるんでしょうけど、『スター・ウォーズ』の回でも先述したように、僕にとってはブライト艦長が軸なんで、それ以外はチョット・・・・。『UC』にも今後出てくるはずなんで期待したいですね。で、この『CCA』、当時中学生だったんですけど衝撃的でした。登場人物の一人にギュネイ・ガスって若者が出てくるんですけど、感情的で自信家で、観ていて感情移入しやすいタイプのキャラなんだけど、もの凄いアッサリと死んじゃうんですよ。やられ際のセリフも無し。初めて見たときはいつやられたのかにも気付かなかったぐらいで。ゾッとしましたね。戦争ってそんなもんなのか、って。子供ながらに怯えました。格好いい死に様も無く、下手したら自分が死んだことにすら気付かなかったかもしれないぐらいの描写に。「アニメなんて」と言う大人もいたのかもしれませんが、少なくとも僕は『CCA』で上手くは言えないけど何かに気付くことが出来たと思ってます。
坂元 オレ、ファーストの3部作はDVD持ってるんだけど、その『CCA』はまだ観てないっす。そんなに重要な作品なのに!今夜にでも観ます!
魅災流 TMネットワークが歌う主題歌も好きです。俺が初めて買ったレコードはブルーハーツの『リンダリンダ』ですが、その次に買ったのはこの映画の主題歌『ビヨンド・ザ・タイム』でした。・・・・あ、違った!初めて買ったレコードは『ヒゲダンス』だったかも!・・・・え~?!どっちだったかぁ・・・・?
坂元 どっちでもイイよ。

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