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#138 マイ・バック・ページ

ちょうど俺等が生まれるチョイ前の頃ですか?この頃って若者の熱気と決起で時代変えられたんですね・・・・。そんな世の中って、ある意味羨ましい。By 上木原

『マイ・バック・ページ』
DVD発売中 【通常版】¥3,990(税込)
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チェゲバりましょう!

坂元 今回は『マイ・バック・ページ』をテーマに“時代の中にあった真実の物語”を語りたいと思います。もうすぐ公開される『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』とかスピルバーグの『戦火の馬』のような、全くの実話と言えない迄も真実の時代背景をバックボーンに描かれた“事実は小説よりも奇なり”な映画を語りたいなぁ、と思って。
アキサン いやー、この『マイ・バック・ページ』って映画の存在自体、全然知りませんでした。劇場公開時期で言えばちょうど『GANTZ』の頃だよね。『GANTZ』は原作漫画も松ケンも好きな役者なんだけど・・・・どうも共演のJャニーズ・タレントさんがねぇ・・・・。
坂元 一応気を遣って伏字になってんだろうけど、全然伏せられてないからね。
アキサン なんか、Jャニーズの人が主演してる映画って、それだけでもう相当マイナス評価なんですよね。全然観る気しない。金出して映画館に足を運んでまで観ようと思わない。
坂元 ま、分からんでもない。けど、全然伏せられてないからね。
上木原 『マイ・バック・ページ』いいですね。ちょうど俺等が生まれるチョイ前の頃ですか?この頃って若者の熱気と決起で時代変えられたんですね・・・・。そんな世の中って、ある意味羨ましい。観終わった後の余韻がいつまでも残ってる。アレ観て「オレも何かしないといけない!」と思ったの俺だけじゃないはず・・・・。
坂元 分かる、分かる!
上木原 「分かる、分かる!」って、以前フェイスブックで坂元さんに「チェゲバりましょう!」ってコメントしたら「何それ?」って返ってきて非常に悲しかったッス・・・・。坂元さんにこそ革命を起こして欲しいです!「チェケナウ!」じゃなくて「チェゲバってください!」。まずは美容界とGo South FESから・・・・。
坂元 それは失礼しました!しかしいきなり「チェゲバりましょう!」ってコメントがきたら普通「何それ?」ってなるでしょう・・・・。
アキサン 70年代学生運動って、僕の生まれる前なんで完全に別世界の話なんですよね。そりゃ『ALWAYS』だって生まれる前の話なんだけど、あっちは何か懐かしい感じがする。けど、この学生運動ってのにはどうも共感が持てない。色々調べてみても当時の書物読んでみてもどうも理解できない。ゲバ棒振り回して人様ぶん殴ってまでしたいことってのが理解できない。どっかの誰かから借りてきた言葉をスローガンにして何を訴えたいのかが理解できない。「体制が~」「権力が~」って人のせいにして暴れて血流して人殺して。何かのせいにして暴れてるだけじゃないのか。ヤンチャしなきゃいけない中高校生の頃にマジメに過ごしすぎたのか大学行ってから大暴れ。自分は何か特別な存在になれるって夢みたいなことを信じてる。そんなもん中学生の頃に済ませろよ、布団の中でモンモンと済ませろよ、って。劇中の梅本のセリフ「俺を本物にしてくれよ」ってのが全てですよね。テロリズムに憧れるまがい物。今風に言えば“厨二病”って奴でしょうか。
坂元 でも、その当時に生まれてたかったな、なんて考えたことない?“生まれてたかった”というか、もしも自分が当時に生きていたら?正にその年代だったなら?なんて考えることあるでしょ?取り敢えず絶対に参加はしてただろうな、とか(笑)。自分の周りに参加しそうな人が多いから・・・・なんて言うか、中に入ってしまえばみんな友達で“怖さ”とか麻痺してしまってて・・・・ってな感じなんだろうな、みたいな。
アキサン いや、どうだろ?それはやっぱり共感できない。分からないっすね。・・・・おっと、学生運動の批判はこの程度にしておかないと。今でもいますもんね。一生懸命な人や当時暴れてたことを武勇伝のように語る人。いたらゴメンナサイ。
坂元 正面切ってJャニーズや学生運動のことを「共感できない」と公言するアキサンこそ、時代が違えば真っ先に先頭に立ってる気がするけど・・・・。一緒にチェゲバりましょうよ!(笑)
アキサン でも、表紙モデル役の忽那汐里が最後に言った「嫌な事件」。僕の感想もそのまんまです。映画は良い映画でしたけどね。見応えはありました。

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