ゴールデンスランバー(C)2010「ゴールデンスランバー」製作委員会

#147 ゴールデンスランバー

正直、私は映画化反対派。高い評価もあるようだけど、どうもしっくりこない。伊坂幸太郎の他の映画化作品に比べても、なんというか半端な印象を受けたなぁ・・・・。by りん

『ゴールデンスランバー』
発売日:2010年8月6日
発売元:アミューズソフト
販売元:アミューズソフト
価 格:¥4,935(税込)

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伊坂幸太郎と宮城・仙台

アキサン 伊坂幸太郎の本は大概読んでいるんだけど・・・・。「ゴールデンスランバー」から「SOSの猿」あたりの作品ってあんま好きじゃないんです。何かキレが悪く感じちゃうんですよね。
だからあんま映画の「ゴールデンスランバー」には期待してなかったんです。でも、観るとそれはそれでやっぱり面白かったりするわけで。
坂元 なんで“吉岡秀隆”風?
アキサン 結構雑に感じちゃったんですけどね。どうなんでしょう?観てると「あれ、何かエピソード飛ばしてないか?」って思っちゃったんだけど、後から原作読み直すとそんなに飛ばしてない。ただアッサリ描いてる感じがして。じゃあ原作をキッチリ忠実に描写したら多分時間は足りないし、随分と説明の多い映画になっちゃいそうで。だから多分これがギリギリの所なんだろうなあ、と。
りん 正直、私も映画化反対派。高い評価もあるようだけど、どうもしっくりこない。
伊坂作品は情報満載な小説なのでもともと映画化は難しいと一般的に言われてはいるみたいだけど、それにしてもこの『ゴールデンスランバー』は他の映画化作品に比べても、なんというか半端な印象を受けたなぁ。
原作のある映画化は「小説に忠実」か「映画は別作品」と大体2通りあると思うけど、それすらどっちつかずと言うか・・・・。

映画を観終わった時の第一声は「原作知らないと意味分からないんじゃ?」って感じで。
アキサン 伊坂作品の魅力って伏線の回収だと思うんです。ストーリーの最後にいろんな伏線がスーッと帰納していくカタルシスを『ゴールデンスランバー』ではあまり感じられなかった。何故かご都合主義に思えてしまって・・・・。
坂元 そう言えば“りん”さんは結構な“伊坂ファン”だったよね?しかも仙台在住だし。『ゴールデン〜』も確かオール仙台ロケだったんじゃなかったっけ?伊坂作品は仙台を舞台にした作品多いから映画化なんて地元仙台では相当盛り上がるでしょ?
りん う~ん・・・・微妙?(笑)
坂元 あ、そうなの?!
りん そうそう、オールロケだったはずの仙台の魅力が余り感じられなかったのも残念だった。かなりのボランティアとか動いていたんだどね・・・・にしてはいまひとつ盛り上がりに欠けてしまった感があるような。伊坂作品好きで楽しみにしてたから期待が大き過ぎたのかも知れない。

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