#147 ゴールデンスランバー

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面白かった邦画

上木原 『ゴールデン〜』での無表情な永島さんとキルオ役の濱田岳さんってスピンオフできるんじゃないの?って思うよね?(笑)
そんだけ強烈キャラだった。濱田さんって金八の薬物シリーズで初めて見たんだけど個性派キャラになったよね~。
伊坂作品&中村監督のコンビ映画によく出てるね、『アヒルと鴨のコインロッカー』とか『フィッシュストーリー』、最近だと『ポテチ』とか。全て舞台が宮城の仙台で。観る度にまた違った感情を抱かされるどれも良い作品ばかり。
アキサン 濱田岳は伊坂作品の常連ですよね。おかげで伊坂作品の新刊読むと、登場人物の誰かを濱田岳でイメージしながら読んでしまいます。あと、堺雅人も『ラッシュライフ』に黒澤役で出てますよね。本は最高に面白かったんですけど、映画の出来はアレでしたねぇ・・・・。何でこんなことになったんだ?って感じで。東大の学生さんたちが作っちゃったみたいなんですけど。公式HPがまだ生きていて(11/5現在)、その中に原作者と役者さん達のコメントが載ってるんです。それが微妙に遠回しな表現で色々と書いてあって、うがった見方すると結構面白い(笑)。
坂元 アキサン、そういうの好きだよねぇ~!(笑)
アキサン 堺雅人の出てる映画って結構好きなんです。何かいつもニコニコしてて、それだけでコメディ要素が増して見えるんですよね。
『南極料理人』とか『ラッシュライフ』とか。露骨に笑いを取りに来てるシーンじゃないのにクスッと笑っちゃう。不思議な魅力ですよね。
そうそう、『南極料理人』!僕この映画大好きでして。ユルーい時間が過ぎていく映画なんですけどね。ただ、とにかくメシがすごい美味そうなんです。で、黙々と食ってるんですよね、皆。観てる時から気になってたんです。誰も「ウマイ」って言わないことに。ホントに美味しいものには美味いなんて言ってるヒマなんて無いんだろうか、なんて思ってたら最後に「うまっ」の一言。その食い物でか、と思うんだけど何か含蓄ありそうで無さそうで。日曜の昼下がりにビール片手にゴロリとしながら観るにはオススメの1本です。
坂元 面白そう、それ!美味そうな料理とか出てくる映画、大好きなんだよなぁ~。
アキサン あと、伊坂作品の映画なら『アヒルと鴨のコインロッカー』が凄く好きですね。確か、紙ベースのCROWD時代にも一度取り上げてましたけど、上手く映像化したなぁ、と感心した記憶があります。原作読んでない嫁にわざわざ原作読ませてから一緒にDVD観たんですよ。「あの台詞」でひっくり返る世界感を映像で体験させるのも良かったんでしょうけど、どうやってあのひっくり返る瞬間を映像化するのか?ってワクワクの期待感を一緒に味わいたくて(笑)。
坂元 分かる分かる!原作を読みながら「これをどうやって映像化するんだ?!」ってのは興味深いよね。
りん 『重力ピエロ』も良かったなぁ。「映画は映画で別作品と思って楽しんで」ってな感じのスタイルで。
上木原 伊坂作品とは離れるけど、先日なんとなく見たDVD『探偵はBARにいる』、コレも面白かった!なんか見終わった後の爽快感が久しぶりだったなぁ。探偵=松田優作のイメージだけどこっちもアリかなと・・・・テンポよくキャストも解りやすくコメディ、ハードボイルド、センチメンタル色んな要素がぎゅっと入った作品。大泉洋がなぜかカッコいい。高島政伸がマジキモい(笑)。小雪のうまさ、小さなポンコツ車の二人のカラミこのコンビが最高!こんなにスタイリッシュな映画久しぶりに観たって感じ。しかし小雪って花嫁姿メッチャキレイだったな~。
坂元 原作も気になりつつもまだ読んでいないんだよ。「探偵=謎解き」っていう実にベタなテーマが逆に斬新だよね。
上木原 謎解きといえば『麒麟の翼』もあったよね。東野圭吾さんの加賀恭一郎シリーズの。なぜ?なぜ?が多くも最後は全てが繋がり胸が熱くなった。謎解きってより父親の苦悩、正しい行動とはなんだ?また父・中井貴一と息子の心通わずなんだけど(当然ながら)やっぱり息子を愛してて・・・・。最後、阿部ちゃんの「間違った公式を教えられた子供は、一生それを使って、同じ間違いをしてしまう!」
この作品見て、僕は子供ともっと接してもっと愛していこうと思ったよ。しかし『ゴールデンスランバー』 にしても『麒麟の翼』にしても劇団ひとり見てるとまんまコントに見えてしょうがない・・・・。
坂元 映画版も良かった?オレは原作が大好きで・・・・が故にどうしても映画化作を観る気になれなくて。でもその肝のセリフ、原作と同じなんだなぁ。しかし上木原さん、邦画も色々と観てるねぇ。中でも1番オススメ的なのって?
上木原 最近だと『孤高のメス』かな。今の様々な医療問題を取り上げた作品。世間体ばかりを気にし患者のコトは少しも考えていない田舎の病院。手術もずさんで見てて「こんな医師にやってもらいたくな~い!」とマジ思う・・・・。そこにある日凄腕のスーパードクター当麻という外科医が配属。肩書きはこだわらず、ただ目の前の患者を救いたい。好きな音楽流して卓越した完璧なオペ・・・・それにどんどん周りが惹かれていく。そんなある日、脳死の少年とその母親が運び込まれ、人助けが好きだった息子の肝臓を肝硬変の市長に提供する・・・・って内容。まだ日本じゃ脳死臓器移植は違法だった頃、彼は職業生命かけて執刀するって話で。看護師含め全員が彼に心打たれ、そして病院自体も変わっていくっていう。
坂元 あぁ、凄い良い感じっすね・・・・っていうか、今の上木原さんの解説で観た気になったんでもう観なくていいです。
上木原 次回はアメドラ『24 -TWENTY FOUR-』でしたね!ジャック・バウアーの魅力について1時間は語らせて・・・・。
坂元 『プリズン・ブレイク』です。

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このディスカッションは、メールのやりとりのみで行われているバーチャル(死語?)な対談です。このコーナーには基本的に何の束縛も決まり事もありません。思いついたことを独り言のように書いていただければこちらで他の参加者とのメールと「会話形式」に編集させていただきます(掲載時には簡単な自己紹介文とアイコン用画像が必要です)。現在募集中のテーマは2013年1月25日更新予定の『幸せへのキセキ』。まずは気軽にメールを!メール受付〆切は12月15日(土)です。ご意見・ご要望のメールも大歓迎です。

参加希望メール送り先  sonic@sky.plala.or.jp 坂元まで

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