幸せへのキセキ

#149 幸せへのキセキ

動物たちの美しさと子供たちの可愛さが最高!あと、奥さんがいいです。更には、その奥さんのことを大好きな夫=マット・デイモンもよい。by エドガーくん

『幸せへのキセキ』
幸せへのキセキ
2012年12月5日発売 ¥3,490 (税込)
販売元:20世紀フォックス ホームエンターテイメント ジャパン
税込価格:¥3,490 (税込)

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「幸せの~」ってのはどうよ?

坂元 今回は『幸せへのキセキ』(11年)をテーマに“事実は小説より奇なり”っていう実話ベースの感動作を語ってみようかと。
エドガーくん 映画自体は良かったんだけど、色々とリサーチしたら実話がかなり脚色されてるようで・・・・なんでだろう??脚色する必要あるのかな?と思ってしまいました。例えば映画ではけっこう思春期のお兄ちゃんとパパとの葛藤が大部分なのに、現実ではお兄ちゃんがパパを凄く励ましたって聞いて。パパが子供たちの話を聞こうとする姿勢が好きだったんですけど。ま、映画は別モノということで。時間あったら原作も読んでみたいな。
上木原 僕はねぇ、アクションが好きなんですよ。カーチェイス!ステゴロタイマン!宇宙人!パニック!スパイ!脱出!けどこの『幸せへのキセキ』にはそういう要素が全く出てこな~い!しかも配給会社が付けるネーミングのセンス?「幸せの~」ってなんか似たの多い気がするんだよ。俺だったら、この映画「動物園のあるお家」もしくは「動物園買っちゃった」だね・・・・。
エドガーくん 私も『We bought a Zoo』ってまんまの原題の方が好きだなぁ。
アキサン 確かに。特に実話ベースの邦題に多いですよね。『しあわせの隠れ場所』(09年)とか『幸せのちから』(06年)とか『幸せのレシピ』(07年)とか。あ、『幸せのレシピ』は実話じゃなかったか。『幸せのちから』はこっからのサクセスストーリーを観たいのに!ってトコで終わるのがナンでしたけど、『しあわせの隠れ場所』は気持ちよく「偽善」を楽しめる映画でした。まあとにかく悪人が出てこない。宗教映画のようにすら感じる神々しいまでの善行と良心。昔の僕なら唾棄していたんでしょうけど、今なら気持ちよく観れます。そんな中でもこの『幸せへのキセキ』、邦題の酷さでは中々群を抜いてますね。そうだ、今度「酷い邦題」特集しましょうよ。まぁ、でも内容はホノボノ映画で良かった。娘ちゃんもトビキリ可愛いし。ウチの娘程じゃないですが・・・・。
エドガーくん 動物たちの美しさと子供たちの可愛さが最高ですよね!あと、奥さんがいいです。その奥さんのことを大好きな夫=マット・デイモンもよいです。まぼろしを見るシーンはとても綺麗で。何か成功したり凄く大きなことが実現する前って、試されてる?って思うくらい色々と問題が出てきて、でも不思議とそういうタイミングでいいアドバイザーが現れたりどこからか手を差し伸べられたり・・・・。自分の中になんか不思議な自信がある、みたいなのがこのお話にはある気がします。自分も冒険したいなーって。この映画、夫からのオススメだったんだけど、家を買いたい夫からの洗脳計画か?(笑)
上木原 ま、でも「きれいに収まりすぎ」という感も否めないよね。親子喧嘩もすんなり仲直りするし、資金繰りが大変な時はいきなり大金が入ってきたり・・・・あと、ベンジャミンと飼育係、息子ディランとリリーの恋愛ももっと見たかった。もっと言うと、蛇が逃げ出して誰かに噛みつくとかライオンがオリから出ちゃったとかなんかアクションがあればなお最高!(笑)しかしコレこそ正統派「デービー(デート映画)」なんだろうね。コレ観てカップルが「俺に20秒の勇気をくれ」なんてコクるのか?!クリスマス時期だったら「年が明けて隣にいたらまたキスしよう」とかなんとか!?あ~恥ずかし~・・・・もう俺40前だって。
エドガーくん 映画の、けっこう最初の方で(『恋するバルセロナ』のときに比べたらかなりフェロモン電波を発信してない)スカヨハに「どうしてこの動物園を買ったの?」と聞かれて(こちらも狙いなのか、かっこよさを抑え気味な)マット・デイモンが「いけない?」と答えるシーン、覚えてて下さい。大事です!ココを夫に教えてもらい、見逃していたので二回観ました。泣けます!この映画は何回か観た方がじわじわきます。
アキサン 劇中の「Why not?」と「Whatever」って言葉、印象的でしたね。中でも「whatever」はアメリカ人がイライラする言葉1位に輝いた言葉なんですって。日本語でも「別に」「ていうか」「逆に」みたいな言葉がありますけど。日常的に英語を使わない人間からしたら「Why not?」も「whatever」もあんま変わりないように感じるんですけどね。関西弁で言うと「何でやねん」と「もうええわ」ですかね。
坂元 漫才のオチか!

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