#149 幸せへのキセキ

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マット・デイモンとマット・ディロン、ジミー他・・・・

エドガーくん なんの予備知識もなく観たんで、監督さんのことをウィキったら『セイ・エニシング』(89年)や『ザ・エージェント』(96年)の監督さんでした。おおっ!『セイ・エニシング』はやたら感じが良くって、そのせいでジョーン・キューザックが大好きに。『スクール・オブ・ロック』(03年)の校長先生や『トイ・ストーリー2』(99年)のジェシーの声までなんか好きと思っているほど。
坂元 あ、女性の“ジョーン”の方ね。『セイ・エニシング』はジョン・キューザックも出てるからややこしいね(笑)。キャメロン・クロウは僕も大好きな監督です。特に『あの頃ペニー・レインと』(00年)とか。あと『バニラ・スカイ』(01年)や『エリザベスタウン』(05年)も良かった。
エドガーくん 『ザ・エージェント』も友達の家でBSでやってたときに観てみんな泣いてたっけ・・・・ストーリーは忘れたけどなんかいい映画だった記憶があります。あと原作者のベンジャミン・ミーさんご本人と子供さんが映画に出演されています。二回目で見つけちゃいました。どこに出てるかを話しちゃうとネタバレになっちゃうので、ヒントだけ。大木の前にいらっしゃいました☆
アキサン ところで、マット・デイモンの代表作って、やっぱり「ボーン・シリーズ」なんですかね?僕は一作目の『ボーン・アイデンティティ』(02年)しか観てないんで、イマイチそのイメージが無くて。僕の中では『プライベート・ライアン』(98年)の、ライアン二等兵役なんですけどね。てか、マット・ディロンとごっちゃになってた時期もありましたけど。最早すっかり「きれいなジミー大西」と化しましたねぇ。
坂元 化してないね。
上木原 俺もマット・デイモン知った頃はマット・ディロンと名前間違ってたなぁ・・・・。最近ではマーク・ウォルバーグと毎回間違える。『猿の惑星』(01年)と『ザ・ファイター』(10年)は途中までマット・デイモンって思ってたし。
坂元 そう言われるとオレも全然分からない・・・・『ラブリーボーン』(09年)はマット・デイモンだよね?
上木原 ・・・・どっちでもいいよ。しかし『インビクタス』(09年)『ヒア・アフター』(10年)『グッド・ウィル・ハンティング』(97年)など意外と結構観てる彼の主演作・・・・正義感が強く、善人と努力をする役やらせたらダントツだよね。記憶喪失で先陣立って敵に立ち向かうジェイソン・ボーンのイメージが強かったけど、コレ観て「こんな役もできるんだな~」って改めてマット・デイモンが好きになった。っていうか、逆にこんな役の方が見事に演じられるんじゃないか?ってくらい。笑い、怒り、セリフ以上の演技がメッチャうまい。
坂元 そうそう、でも巧すぎてキャラとして印象に残らない感じもしない?
上木原 あとスカーレット・ヨハンソン。俺は彼女のスタイルがサイコーに大好き!今まではジェニファー・ラブ・ヒューイット派だったんだけど。作業着の上からもわかるスタイルの良さ、アンジとタメ張るポッテリ唇。ライアン・レイノルズと結婚した時はナイスバディカップル同士、海行ったら絶対注目されんだろ!と思ったほど羨ましかった・・・・俺的にはミッシェル・ロドリゲスと並ぶ戦いの似合う女性かな。
坂元 オレ、正直スカヨハはどうにも苦手だなぁ・・・・。美人とは思わないし、にも関わらず“ただただエロい”って感じしない?オレの見方に問題があるのか?(笑)それはそうと、他になんか「実話ベース」のオススメ映画ってある?
上木原 そうそう、先日初めて天パラ行きました~なかなか近くにあるのに行けず・・・・。観た映画はCIA史上最もありえない救出がキャッチの『アルゴ』(12年)!マット・デイモンと幼馴染で仲のいいベン・アフレック監督3作品目。
坂元 あぁ~、オレ見逃したんだよなぁ、だって、たった2週間しかやってなかったでしょ?行きたかったぁ~・・・・面白かった?
上木原 もう、2012年の「俺映画大賞」は絶対『アルゴ』だって!79年にイランで起きたアメリカ大使館人質事件。大使館職員らは400日以上も監禁。占拠前に秘密通路から脱出した6人の職員はカナダ大使の私邸に逃げ込んでアメリカが救出作戦に出るっていう。人質奪還のエキスパートであるCIAのベン・アフレックが「アルゴ作戦」を提案するんだけど、その作戦が凄い!偽のSF映画作ってそのスタッフとしてアメリカに帰還させようと!
坂元 それが実話だってのが凄いよな。
上木原 しかしイランってどえらい国だなと思った・・・・。処刑シーンや街には死体、血気盛んな人々、執着した税関取調べ・・・・当時だったら世界遺産あっても行きたくない。終盤の空港シーンはマジヤバい。占拠前に職員名簿などの書類はシュレッダーにかけたんだけどイランの子供たちはそれを繋ぎ合わせ復元している!もし6人が逃げ出したことが知られたら確実に処刑。アメリカ行空港でなかなか素直に通さないイラン兵・・・次第に子供たちに再現される6人の顔!「ヤバい!バレる!」「バレた!」この1分1秒の緊張感は具合が悪くなった・・・・飛行機でイラン領土を出て酒が飲めるアナウンス聞いた瞬間の脱力感といったらなかったなぁ。って、酒飲めない国なのね・・・・もっと歴史勉強しないとと思ったりして(笑)。エンドロールでは時代を再現し登場人物の服装、髪型、そして町並み。どれをとっても当時の映像とそっくりでリアルだった。そしてベンも見事!前作『ザ・タウン』(10年)も脚本が最高で伏線の描き方、二転三転する展開、観客を引き込みハラハラさせる緊迫描写は脱帽もの。ベン監督の作品には今後も大いに期待したい!
坂元 やっぱCIAって凄いよねぇ~・・・・憧れるなぁ・・・・(笑)。
上木原 確かに憧れるよね。「実は俺、元CIA工作員なんだ」「お前FBI捜査官だったのか!」「お前、元デルタフォースなんだってな!」って言われてみたい・・・・。『96時間』(08年)のブライアンはただのダサい父親かと思っていたら実は元CIA工作員だった、ってアレはカッコよかった!でもねぇ坂元さん、『フェア・ゲーム』(10年)観た?この映画観たらそうは言えなくなっちゃうんだ・・・・。物語は、核兵器開発があるからという理由で2003年ブッシュ政権がイラクに宣戦布告。けどショーン・ペン、ナオミ・ワッツ演じる夫婦がイラクに大量破壊兵器が存在しないってことを公表したためにアメリカ政府の厳しい報復に遭った、っていう元CIAの女性エージェントの話。戦争を始める理由付けが欲しいホワイトハウスは事実をねつ造してでも実行するさまが何とも・・・・特に最後のエンドロールは実際の当時の告発映像が流れかなりリアル。実在のヒロインの苦悩と勇気、夫婦愛と世間体をリアルにスリリングに描きつつ、現実世界のスパイの「闇」の部分までも描いた作品で考えさせられる1本だった。でさ、この映画で勉強になったんだけど、CIAエージェントって、そのコトを両親・パートナー以外親しい友人にさえ一切話せないしチョットへますると政府に一気に潰されちゃうだねぇ。で、CIAのエージェントになるには拷問研修があるみたいだよ。この作品の中では優秀な仲間5人が袋を頭から被せられ「仲間の名を一人でも言えば拷問から解放される」と言われ、殴られ拷問されて寝ることも許されずどこで折れるかを試される研修・・・・。
坂元 オレ、やっぱCIAはいいや・・・・。
上木原 俺も“元敏腕刑事”どまりでいいかな・・・・。

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