#160 ソーシャル・ネットワーク

《前へ1|2|3次へ》 2/3ページ

“伝記映画”って面白い?

アキサン ザッカーバーグ役のジェシー・アイゼンバーグ(二人ともユダヤ系だから“バーグ”つながりですね)といえば『ゾンビランド』のコロンバス役のイメージだったので、いつハーバード大学がゾンビで溢れかえるのか楽しみに観てたんですけどそんなことも無く・・・・。
坂元 あるワケないし。
上木原 しかし、ジェシー・アイゼンバーグはマーク・ザッカーバーグにメチャ似てたよね~!オタクで無表情であの膨大かつ早口な台詞と澄んだ瞳。会ったことはないんだけどなんか本人に凄く似てるような気がする。とくに冒頭の彼女とのやり取りがなんとも・・・・KYすぎる。マーク本人は全然悪気が無いのがウケるよね(笑)。
「あなたは最低の人間じゃないけど、そう見える生き方をしている」って、そんなセリフがピッタリ。
アキサン ラストのそのセリフ、強烈でした。実際、そう見えるような生き方、でも本当はどうなんだろう?と観てる側も思えるような話の流れであのセリフ。「そう、そうなんだよ!」と思わず膝を打ちたくなるようなカッチリシックリ感。
てか、出てくる奴全員が最低というかクズっぽい。
坂元 そうそう!(笑)スティーブ・ジョブズも昔は「そう見える生き方」をしていたことは有名だし・・・・何なんだろうね?
アキサン 映画観てて思いましたね、キモは行動力と発想力だな、って。そりゃ多少の頭の良さも必要なんでしょうけど、思い立ったらすぐ行動に起こすってことが成功(というのも微妙なんですけど)の秘訣なのかな、と。僕もいろんなこと思いつくけど、中々行動に起こさない。起こせない。無理だな、面倒だな、って。そこを乗り切れば大金がダースで舞い込んでくるんでしょうけど、それ以上の面倒と訴訟も背負い込まなければならない。どっちが良いんでしょうかね。・・・・僕はやっぱり、努力しないで「あのブドウは酸っぱいに違いない」って言ってる方が好きかな。
坂元 そりゃ、ただの無精者でしょ?・・・・で、他に伝記映画で「コレは面白かったぜ!」ってある?
アキサン ・・・・・・・・
上木原 ・・・・・・・・
坂元 何なに?!どうしたの!?
アキサン “伝記モノ”というか“実在の人物を映画化”ってジャンルは嫌いじゃないんだけど。けど、なんか少し物足りない。ある程度有名だったりするから話の流れが見えちゃってるんだよね。美味しいとこだけ映像化して、エンドロール前にテロップで「その後、彼は云々・・・・」みたいなフォローしてオシマイ。みたいな。
あ、『幸せのちから』は「こっから観たい!」ってとこで終わっちゃって凄い不完全燃焼だったけど。そこからのサクセスストーリーを観させてくれよ!って。
上木原 それに“伝記映画”ってセリフがやたら多いでしょ?アクションみたいに波がないから毎回退屈で眠くなっちゃうんだよね。酒+リラックス+映画で“伝記映画”は必ず眠くなる(笑)。最近だと『裏切りのサーカス』よりヒドイね。
アキサン 『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』『J・エドガー』、少し古いとこだと『シンドラーのリスト』とか、凄い観ごたえはあるんだけど、如何せん重すぎるんですよね。重いというかズッシリ詰まってるというか。ケレン味が足りないんですよ・・・・そりゃ娯楽作じゃないから仕方ないんでしょうけど。
坂元 そりゃ、ケレン味は足りないよね?だって実話なんだからさ!
上木原 以前、坂元さんが新作映画紹介“Go to Theaters”で『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』を取り上げて、それをfacebookにアップしたトキの「鉄の女」の話覚えてる?
坂元 上木原さんのサロン「ストロベリー・フィールズ」のトイレのウォシュレットがMAXの「おしりターボ」になってたっていう・・・・?
上木原 そうそう、「鉄の肛門を持つ女」!まさしく「鉄の女」!!!
坂元 それは実話でありながらもケレン味たっぷりですねぇ・・・・。

《前へ1|2|3次へ》 2/3ページ

一番上にもどる      紹介作品一覧へ     ホームヘもどる