#164 アベンジャーズ

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『アベンジャーズ』の楽しみ方

アキサン ショーン・コネリーの『リーグ・オブ・レジェンド』なんかも設定は面白かったんだけど、やっぱり各キャラクターを映画一本しっかり使って描写してから~っていうスタイルとは違うんで観ていてもイマイチ愛着が湧かないんだよね。・・・・てことは『アベンジャーズ』も各主要キャラの映画を観てない状況で観たら・・・・スタークはきっと嫌な奴でしかなさそうだ(笑)。
上木原 『アベンジャーズ』を最大限に楽しむ為にはやっぱ、メンバー全部の作品観た方がイイよね。順番は『アベンジャーズ』『ハルク』『アイアンマン2』『マイティ・ソー』『キャプテン・アメリカ』って感じかな。最初、ロキ含め敵に困惑するからね。
坂元 なるほど。でもオレはやっぱり「アイアンマン」が大好きなんでこの『アベンジャーズ』ですらどうしても「アイアンマン」の続編的な見方しかできないんだよなぁ~・・・・(笑)。『キャプテン・アメリカ』はまだ良いとして、『ソー』とか『ハルク』はどうも・・・・勿論、全作観てるんだけど。
上木原 確かに“アイアンマン”が1番目立っていたね~、トニー・スタークがカッコいい!マーク7がカッコよすぎる!スターク・タワーから落下しながらスーツカプセルが猛追してブレスレッドとリンクしてアーマー装着するシーン!あと、スタークビルに帰ってきた時に脱着するシーンあるよね、あれマジカッコよくなかった?肩から出る小型ミサイルなんて最高でしょ~!
因みにあのシーンは、『トランスフォーマー』とか『パシフィック・リム』つくった日本が誇るCGアーティストのケイジ・ヤマグチさん。とにかくあのルービックキューブのようなロボット変形シーンCGは僕にとって思いっきりドストライクなんだよね。あと、あのブレスレッドも日本の磁気メーカー「コラントッテ」だよ。僕も10年以上使ってる。破壊されるビルのシーンとか肌身のスタークがロキと会話するシーンでブレスつけるシーンあるでしょ、アレもソレ。ラストでホンダ・アキュラのNSXとか出るし、この監督って結構親日家なんじゃない?
アキサン ところで『アベンジャーズ』の“ソー”。これどうなんですかね?一人だけ神様でしょ?北欧神話の雷神トール。ブッチギリで反則な感じがするんですけど。アメリカ人はあんま気にしないんですかね?宗教的にも。日本だと仮面ライダーに火雷大神とか建御雷神とか天神さんこと菅原道真が参加してるようなもんですよ。それかドリフの長介・工事・ブーの雷様三人組。
坂元 最後オカシイよね?
アキサン 有名な俵屋宗達の風神雷神図では雷神は太鼓持ってますけど、ソーは魔法のハンマーことムジョルニアを持ってますよね。いいですよね、ハンマー。
例えばもし、世の中が急にファンタジーの世界になってしまったとして、わが身を守るために持つ武器として多くの人が真っ先に選択するのは恐らく剣的なものだと思うんです。それは多分にドラクエとかFFのようなゲームで、最強の武器として最後に出てくるのは大概剣の形をしていたりするからだと思うし、何より強そうとか格好良さそうみたいなイメージもあると思うんです。ドラクエも棍棒から銅の剣に持ち替えたときの安心感というか、よっしゃこれからだぜ!感はハンパないですし。
で、その対極にあるのがいわゆる剣のような鋭利な刃物ではなく、棍棒とかメイスとかの打撃武器。その中でもハンマーってなると、まず選択しないんじゃないかと。もう日曜大工でしか目にしないような物。しかし、ソーはそれがメイン武器!すっごい重かったり雷がバリバリ出たりするけど、基本は鈍器!男らしい!
坂元 確かに!それは同感(笑)。ゾンビの世界でもなかなか“ハンマー”は選択しないよな。
上木原 ソーの続編『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』も面白かったよ!小悪魔ロキ様のスピンオフかと思わせる作品。『アベンジャーズ』でも圧倒的なへタレ感と残念さを見せた満載のロキ様はココでも健在。幻覚でキャプアメに変身して「正義がみなぎる」とか随所で皮肉な小言が多いし、すぐ裏切り誰からも全く信頼されてないロキ様が人間ドラマ的でマジ楽しかった。
公式サイトでは「ソー選挙」ってあってソーとロキ様どっちが上司になって欲しいってのがあったんだよね(笑)。ソーはハートと行動が優れたビジネススタイル。「失敗は自分。手柄は部下に」それに比べてロキ様は策士で目的の為なら仲間を捨て誰とでも手を組む早期昇進は確実なスタイル。選挙はほとんど互角だった・・・・。
坂元 え!互角なの?(笑)残念な結果だなぁ~・・・・(笑)。
上木原 あと「弟にするなら?」、「パートナーにするなら?」ってのもあって笑えたよ。

マッチョへのススメ

上木原 結構アメコミモノ好きで観るんだけど一番好きなキャラは『キャプテン・アメリカ』のロジャースかな~・・・・パワーでいえば一番下だけど真っ直ぐでマジメ。キャプテンにふさわしい洞察力と精神力。そして古臭いファッション。
あと「スーパーソルジャー計画」!アレ俺もした~い!
坂元 うん。アレは面白いよね!「スーパーソルジャー計画」の前後ってそっくりさんなのかな?
上木原 痩せてる時はCGなんだって。ガリで背も低いロジャース。他のキャストも目線やら合わせるの大変だったんじゃないの?続編の『ウィンターソルジャー』も楽しみ~!彼が信頼していた“シールド”から逆に狙われる立場に!そして“ブラックウィドウ”と逃亡者になって・・・・スーツも前作よりシブくなり相変わらずの七三マッチョ年金野郎(笑)。なんかアベンジャーズ知ってるだけにメンバー作品すべて楽しみ!そうそう、マーベル恒例のオマケ映像も見逃さないようにしないと!
坂元 『キャプテン・アメリカ』って、原作っていうか、そのオリジナルキャラを全然知らなかったんだけど、物凄く魅力的なキャラだよね。
アキサン 僕はそもそも「アベンジャーズ」含め、アメコミって、ちょいと前までは自分から行かないとなかなか目にする機会の無い文化というか・・・・まあ一般的では無いって感じだったんで、スパイダーマンやバットマンはある程度知ってはいても「アベンジャーズ」なんてそうそう知る機会は無かったんですよね。少なくとも僕にとっては。で、高校生ぐらいの時にゲーセンで「キャプテン・アメリカ&ジ・アベンジャーズ」ってゲームがありまして。そのタイトル通り、キャプテン・アメリカとその仲間たち(アベンジャーズ)だと思っていたので、キャプテン・アメリカはアベンジャーズの人じゃないんだと相当長い間思ってました。しかもメンバーはキャップ以外はアイアンマンとホークアイとヴィジョン・・・・なんとソーは居ないんです。不思議。それがアベンジャーズだと思っていたのでソーの存在を知ったときは驚きですよ。神様ってかオイ、って。
坂元 そんなゲームがあった?それ、今こそ復刻させるべきだよね、スマホのダウンロード版とかで。オレら“おっさん世代”には売れるでしょ?(笑)
上木原 しかしさ、マーベルの『キャプアメ』『ソー』『ハルク』、それに“DC”の『バットマン』『スーパーマン』・・・・最近のハリウッド俳優はじめアメコミモノはマッチョが多いよね。文化の違いなのか美的価値観が違うのか日本は世界に比べてその辺かなり遅れてる感じがする。デブ・ガリ含め日本人は痛々しい体型が多いよね。ドッチかっていうと中性的な男が人気あるようで・・・・。アメリカに比べて健康管理やトレーニングに対しての意識が日本はまだまだ遅れてると思うんだよ。アメリカや隣国韓国みたいにマッチョがもっと社会的ステータスになって欲しい。ニッポンの男はもっと身体をつくって外見も意識した方がいいと思う。もっとナルシストに、そして身体に責任持つことでもっとカッコよくなれると思うんだけど。
坂元さんもムキムキにしてペリーのポロシャツをピッチピチで着こなしたらカッコよくなると思うよ!
坂元 『キャプテン・アメリカ』のあの機械に入りたいです。
上木原 あのアメコミスーツ着てみたくない?『ナチョリブレ』はマズイでしょ。『マン・オブ・スティール』のヘンリー・カヴィルはカッコよかった。あの肉体美とピッチピチのスーツは世の中の男の憧れだよね。僕のフェイスブックのプロフ写真も彼を真似たんだけど微妙すぎた(笑)。
坂元 いやアレはヘンリー・カヴィル超えですよ!オレもムキムキになれるもんならなってみたいんだけど、そもそも骨格が細く小さいもんだからムリなんだよ・・・・あと、絶対的に自分に厳しくないとダメだよね。
上木原 でも、クリスチャン・ベイルは『バットマン ビギンズ』の前作は『マシニスト』だからね。あのガリガリからマッチョボディにどうやったらあんな劇的に変われるんだろ?
確かに、スタローンはじめヒュー・ジャックマンやダニエル・クレイグにライアン・レイノルズ、イ・ビョンホンやクォン・サンウにステイサムと・・・・みんな、自分に厳しそうだよね。以前の『ターミネーター』の回でも話したけど、やっぱ「不器用なヤツはスタローンの背中を見て学べ!」だよ。シュワの「映画の撮影が辛い時は、ジムでのハードなトレーニングを思い出す事にしている。そうするとどんなに辛い撮影も大した事ではない。」・・・・ハリウッド俳優ってやっぱりスゴイよね。僕らも見習わないと。
坂元 ま、僕も1本の映画に出て2億円くらい貰えるんだったら、そりゃ必死でムキムキにしますよ、マジで。

「バットマン」になるには?

上木原 しかしさ、いろんなヒーローがいる中で一番現実的なのが“バットマン”だと思うんだ。実際の話、アイアンマンとかスーパーマンみたいに空飛べないし、ハルクみたいなのは危ないし。ネットに“バットマン”になるにはいくら必要なのか?ってのがあって面白かったよ。
坂元 リアルに“バットマン・スーツ”とかを作って~ってこと?ま、そもそも物語の設定が大金持ちの御曹司であるブルース・ウェインが金にモノ言わせて“バットマン”やってるワケだからね。頑張れば出来ないこともないのかな?(笑)
上木原 そうそう、まずは地下のコンピューターがある広大な武器倉庫は1.9億、地下の洞窟は2.9億、アルフレッド執事の給与1200万、それにブーツは10万、ブーメランみたいなバラッタンは4400円と安い、が!フックはなんと486万にバッドスーツもなんと2900万、あとマントをハングライダーで換算すると33万、それと驚くのがマスク。グラファイト製で1.9億!で、目のトコの暗視ゴーグルが3万。更に気になるバットモービル!デカいタイヤにジェットエンジン、固定マシンガンにミサイル、爆弾の装備すべていれて11.3億!
で、全部合わせると77億円だそう・・・・(その人生に於ける学費や諸経費はとかは入れないでね)。
どう?77億円あったらバットマンになれるんだよ?
坂元 ないし。
上木原 逆に“アイアンマン”はね・・・・分かるでしょ?あの道楽者トニー・スタークみてれば。まず、胸のアークとスーツだけで80億・・・・。トニーに比べウェインには金持ちのようなボンボン的軽さはないからね。またそこがバットマンの堅実で好きなトコなんだよね。
因みに『アベンジャーズ』で壊滅状態になったニューヨークの被害総額は12兆円だって。
坂元 ・・・・もう、どうでもイイね。

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