最強のふたり©2011 SPLENDIDO/GAUMONT/ TF1 FILMS PRODUCTION/TEN FILMS/CHAOCORP

#165 最強のふたり

観れば見るほどいろいろ感じてくる作品。胸がアツく何とも言えないエンドクレジットに感動感謝。余韻がハンパない!by 上木原

『最強のふたり』
発売元:ギャガ
販売元:アミューズソフト
税込価格:12,600円

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最強のふたり

上木原 この映画4回観たよ。最初は劇場で、2回目はDVDで、3回目は彼女と、4回目は今回のお題の為。こんなに観たのスタローン作品以来久しぶり。劇場公開当時、他の映画より天パラでかなり長くやっていた記憶がある。
坂元 そうそう、公開当時はとにかく“口コミ”が凄かったよね。「あの映画観た?」「凄い良い映画だった!」とか、ちょっとした社会現象か?ってくらい話題になってた。天パラで長い間やってくれたから沢山の人が劇場で観れたんじゃないかな?
上木原 僕も知り合いに勧められて観た一人なんだよね。クアトロポルテとプジョー、カッコい~!(因みに、僕が初めて買った車はプジョーでした。笑)しょっぱなのカーチェイスの後、プジョーに先導してもらいセプテンバーを縦ノリで歌う。・・・・冒頭から「アレ?トレーラーで観たイメージと違うぞ?」って感じた。もっとしっとりした作品だと思ってたから。
みーちゃん 冒頭の車のシーンが後半にまた出てきた時に最初とは違う感情が込み上げてくるというか、単に「あー、ここにつながるわけね」ではなく、このシーンの重要性、やっぱりこの二人は一緒じゃなきゃいけない!と、二人はもちろん、観てる側の私も心からそう思えて、気付いたら泣いてました。正に「最強のふたり」!なんだと。
アキサン 「最強のふたり」・・・・これまた微妙な邦題なんですよね。原題は『Intouchables』。“アントゥーシャブル”、おフランス語ですね。英語だとUntouchablesで“アンタッチャブル”になっちゃって、何かコスナーさんちのケビンおじさんが出てきそうな映画になっちゃうんですが、“アンタッチャブル”とも少し意味が違うらしいんですね。おフランス語ではインドの最下層カースト、「触れてはならない階級」の意味らしいんです。
坂元 あ、そうなの?
アキサン こうなると意味が深い。かたや黒人、かたや障害者。かたや失業保険でメシ食ってるような階級、かたやバリバリの大富豪。少なくとも、僕の今までの人生では触れ合った事の無いタイプの二人です。テレビの中にはよくいるんですけどね。僕は最初原題を知ったとき、「障害者介護を通じて一歩踏み込もう!」みたいな啓蒙臭い映画かと思ったんです。ポスターも何か爽やかな感じじゃないですか。「障害者が暮らしやすい環境づくりを目指して」みたいなコピーが付きそうな。でも予告編観たら何か違う。あれ?ちょっと面白そうじゃね?・・・・と。
上木原 原題の『UNTOUCHABLE』は「触れてはならない」・・・・つまはじき的で二人には誰も触れてはならない、という。介護者としてはどうかと思うんだけどこの二人は相性が非常によかったんだろうね。後継人の介護者とのやり取りに胸が痛く観ていて辛かった。それを秘書から聞き、かけつけたドリス・・・・そして何とも言えないフィリップの表情。まさに『最強のふたり』ってネーミングはピッタリだと。

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