ユージュアル・サスペクツ(C)1995 Rosco Film, GmbH & Bad Hat Harry Productions, Inc.ALL RIGHTS RESERVED. TM,(R) & Copyright (C)2006 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.

#169 ユージュアル・サスペクツ

この映画は2度、3度観るともっと楽しめると思う。 最初は“ドンデン返し”に驚き、2回目は理解し、3回目はキャストの仕草・表情で楽しむ、みたいな・・・・。 by 上木原

『ユージュアル・サスペクツ』
発売元:パラマウント ジャパン
レンタル中

《前へ|1|23次へ》 1/3ページ

カイザー・ソゼは誰なのか?

上木原 『ユージュアル・サスペクツ』、昔流行ったよね~。若い頃「好きな映画何?」って訊かれたら『ユージュアル・サスペクツ』『トレイン・スポッティング』それに『パルプ・フィクション』辺りを答えたら映画通みたいな、そんなセオリーがあったよね(笑)。
坂元 コレ、今観ても最高に面白い!それまでの全てをひっくり返すラストのどんでん返しは、分かっていてもやっぱり「おぉ・・・・!」って驚いてしまうし(笑)。
上木原 確かに面白かったよね~、“カイザー・ソゼ”って名前今でも覚えてるもん。で、改めて観てみたんだけど、ロープの束とコーヒーカップの演出がニクかった!あたかも見ていた。部屋でも色んなトコ見ていた。しかもコバヤシって思いっきり日本人だし(『ザ・タウン』の花屋の悪ボスじゃん!)2回目観るときは取調べ中のヴァーバルの目の動きに注目ッスね!
坂元 そうそう、この映画は“カイザー・ソゼ”が誰なのか分かってから観るとまた違った面白さがあるんだよねぇ~。
上木原 最初は普通に楽しみ、2回目は理解し、3度目はキャストの仕草・表情で楽しむみたいな・・・・。そうすると、何故そうなったのか?ドコからそうなったのか?って演出が楽しめるんだよね。
特に本作は回想と現実が入り交じってるから何がフェイクで何が真実か分からなくなる。冒頭の船上シーンでは左手でライターをつけ、煙草を吸い、左手にピストル持ってるってことで“カイザー・ソゼ”は左利きと思わせる・・・・で、ヴァーバルは左手に麻痺ってとこの演出もニクい!
アキサン 映画観ながらキャスティング的に「そいつがカイザー・ソゼじゃなけりゃ誰がソゼなんだよ」とは薄々思ってたんですけど、そのラストシーンというか種明かしの手法には驚きましたね。いかにもな伏線じゃなくてスッキリ感はあんまないんですけど、じゃあ今までの話はどこまで本当なんだい?って。ポカンと観てると、あれ、コバヤシ?あ、「コバヤシ」じゃないのか。んん・・・・?
上木原 でもさ、“カイザー・ソゼ”の正体を誰も知らないんでしょ?知ってる密告屋を消すために大がかりな作戦たてたのはいいんだけど結局最後、病院の火傷の男を尋問した捜査官にはバレたんだよね?ならば、ファックスで指名手配したらすぐ捕まるんじゃないのかな・・・・?

《前へ|1|23次へ》 1/3ページ

一番上にもどる      紹介作品一覧へ     ホームヘもどる