#169 ユージュアル・サスペクツ

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あっと驚くどんでん返し!

アキサン 『ユージュアル~』って、どんでん返し映画の話してると必ず名前が挙がりますよね。聞いた話なんですけど、公開当時、劇場で売ってたパンフは封筒に入った状態で売られていて「見終るまで絶対開けるな」って封がしてあったとか。
坂元 あと『シックス・センス』ね。当時の映画館は席が空いてたらどのタイミングでも入れてたのだけど、劇場の入り口でスタッフさんが「途中入場はご遠慮下さい~」って言ってたの覚えている。それが原因でタカプラくらいまで長蛇の列が出来てたんだよなぁ~・・・・。
アキサン 『シックス・センス』はもうホント衝撃でしたね。「この映画にはある秘密があります。まだ映画を見ていない人には、決して話さないで下さい」って前置きで煽っといて、それを裏切らないどんでん返し。おかげでシャマランはその後の作品が自作『シックス・センス』と比較されてしまい、期待以下だとイマイチな評価を下す人が多いこと多いこと。あ、『エアベンダー』は本当にイマイチでしたけど。
上木原 「このラストが凄い!」っていう今回のお題映画は結構好きで観るんだけど、中でも好きなのは『ゲーム』『オールド・ボーイ』『ワイルドシングス』『トゥルーマン・ショー』辺りかな。
坂元 『ワイルドシングス』 !面白かったよねえ~!ケヴィン・ベーコンにマット・ディロンというキャストも凄かった!
上木原 学校で起こるセクハラ殺人事件。まあ、個人的にはマット・ディロンの雰囲気とデニース・リチャーズの裸体が観たいがために鑑賞したんだけど、意外にコレ飽きずにテンポよく進むんだよね。
ただね・・・・最後が二転三転、四転するのよ。どんでん返しやりすぎってヤツ?(笑)おい!アンタら繋がってたんかい!はあ?生きてたの?おいおいコイツかよ黒幕・・・・って、鑑賞後妙に疲れる作品だった。更にはベーコンのイチモツまで映ってるとは(笑)。やっぱりどんでん返しは1回でイイよね(笑)。
坂元 あと『ミスト』のラストも壮絶だった!
上木原 アレは無い。僕の中では全く論外なんで・・・・。
アキサン どんでん返しの傑作と言えば『スティング』。古典的名作ですね。これも『ユージュアル~』と並び必ず名前が挙がりますね。僕が産まれる少し前の映画なんですけど、今観ても問題なしに面白いんですよね。最初っから最後まで気持ち良い。以前CSでやってた時、嫁が観たことないって言うから騙されたと思って観てみ?って一緒に観たらやっぱり「面白かった」と鼻息荒くして言ってましたよ(実際、鼻息はそれほど荒くなかったんですけど)。ポール・ニューマンやロバート・レッドフォードも当然若い。両名の名前を認識した頃って、既に二人とも結構イイ歳いってたのでそこいらも新鮮ですよね。若い時あったんだ、みたいな。
坂元 『スティング』、大好きな映画です!封も開けていないDVD持ってるよ(笑)。
上木原 あと『ゲーム』 !コレは面白かった。昔勧められて観たトキ衝撃的でさ、今回のテーマ出たトキ真っ先に思い出して久しぶりに借りて観てみたよ。
いや~、面白い。これぞ“まさかの結末”の金字塔作品!簡単に言うと、実業家の兄が弟に誕生日祝をもらう。その誕生日プレゼントはある会社の「ゲーム」に参加すること。そのゲームは「人生が一変するような素晴らしい体験ができる」というもので・・・・。そして兄が参加してから次々と周りで奇妙なことが起こるという・・・・。
アキサン デヴィッド・フィンチャーの『ゲーム』 にはどんでん返されまくった記憶がありますね。この映画は女の子と映画館で観たんですけど、二人とも終始ハラハラドキドキしっぱなしで、その後はそりゃあもう良い感じに事が運びましたよ。
坂元 その情報は要らないよ。
上木原 壮大なロケーションかつ命ギリギリの伏線は果たしてホントにゲームなのか?ゲームと思いたいけどあまりに無謀で非現実すぎる!人間って「絶対大丈夫」と思ってもある一定を超えるとそう思えなくなってくるんだよね。「ゲームなのか絶望なのか」このギリギリが観てるコッチまで困惑させる。
兄役はマイケル・ダグラス、そして弟役にショーン・ペンという!大物役者だから余計面白い。てか気になるのが最後、弟が会社の請求書にサインするんだけど兄が金額をチラ見して「半分出すよ」と驚いた顔で・・・・一体このゲームはいくらなんだ?!(笑)最近傲慢になった人物や政治家にこのゲームやらせたら人生絶対変わると思う。観てない人がいたら是非とも観て欲しい作品。
アキサン デヴィッド・フィンチャー監督繋がりで『セブン』も強烈なラストでしたね。あの映画を「後味悪い」とか「バッドエンド」などと評して、いい印象持ってない人が多いみたいなんですけど、あの最後のブラッド・ピットの葛藤シーンにはもうグッときましたね。物凄い感情移入して観てしまいました。そして犯人のジョン・ドゥ役は『ユージュアル〜』のケヴィン・スペイシー。この辺のイメージが強すぎてケヴィン・スペイシーといえば悪役みたいな印象が強いんですよね。『ファイト・クラブ』も途中からまさかの展開だったし、この頃のデヴィッド・フィンチャーは暗い画の騙し映画監督ってイメージがありましたね。ま、今でも暗いですけど・・・・。
上木原 『セブン』も印象に残る作品だったね。5つの殺人が終わり最後の2つ残る。けどもう残り上映時間残り10分位。車内でミルズ(ブラピ)とソゼ・・・・じゃなかったドウ(ケヴィン・スペイシー)が言葉を交わす・・・・。 「わざと捕まった」「情けでワザと殺さなかった」多数の鉄塔そびえる静かな平野でのクライマックスシーン。そこに1台の運送屋がミルズ宛てに箱を届ける。そしてサマセット(モーガン・フリーマン)が箱を開け、驚きミルズを見る・・・・何が起きてるのか僕まで緊張する・・・そしてドウは“トレーシー”と“子供身ごもっていた”、“平凡な生活に嫉妬した”と・・・・そしてサブリミナルで1コマ映るオーゴッド!・・・・いや~、後味悪い。
って、そう言えば“サマセット”が黒幕ってのも流行ったよね。

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