#169 ユージュアル・サスペクツ

《前へ12|3|次へ》 3/3ページ

いやあ・・・・映画って、本当にすばらしいもんですね!

アキサン この手の映画って、観てない人にネタバレしちゃうと魅力半減どころか4/5減ぐらいするんで話題にするのが難しいんですよね。観た人同士だとその仕掛けや衝撃を分かち合えるんですけど。
坂元 そうそう、同感です!『スクリーム』のあのラストも面白かったけど、一言でネタバレできるのが難点(笑)。
上木原 あと、最近ハリウッドリメイク版が公開された、チェ・ミンシクの『オールド・ボーイ』!妻と娘を持つ平凡な男がある日突然、拉致られる。しかも15年もの監禁!そして釈放され男は何故こうなったのかを探しだす・・・・見境なしにケンカするわ女抱くわ拷問するわで結構グロい!この辺は『悪魔を見た』のチェ・ミンシクとダブる。そしてある女性と出会い恋に落ち・・・・そして結ばれる。黒幕は実はこうなる伏線を描き望んでいた復讐だったという。そして何故に15年監禁されたのかが最後に解る、究極の復讐。究極のタブー。今まで全く見たことのない復讐劇!復讐が完了して二人に待つものは?黒幕の最後もハンパなかった。とにかくスゴイ!ある意味オススメだけどオススメできない作品。『シルミド』『親切なクムジャさん』『セブンデイズ』など、どんでん返しの韓国映画はハリウッドにないリアルな描写で飽きずにホント楽しめます。
アキサン 時間軸を逆転させた『メメント』も斬新でしたね。DVDにはチャプターを時系列通りに並べたバージョンも入ってるんですけど、時系列で観るとまあどうってことない話なんですよね(どうってことないってわけでもないですけど)。何で?どうして?何だったっけ?と記憶障害の疑似体験頭しながら観るんで若干疲れる・・・・けど非常に楽しめました。
同じ手法を使って只々衝撃的な『アレックス』。ラストに近づくにつれて「ああ・・・・」という取り返しのつかない気分。9分間に渡るノーカットレイプシーンが閲覧注意なんですけど、胸糞悪くなりたい気分の時にはオススメしたい映画ですね。
坂元 そんな気分の時は無いよね・・・・。
アキサン 『アイデンティティー』観ました?あの映画はミスリードの仕方が上手い映画でしたね。ああ、クソ!やっぱり!って。ラスト寸前まで余裕で観てたのにまんまと騙されました。これも細かいこと言えないのがもどかしい。未見の人には観て欲しいですね。
坂元 観たこと無いなぁ~・・・・今ネットで調べたんだけど、ジョン・キューザックにレイ・リオッタ出てるの!?しかも監督がジェイムズ・マンゴールド!絶対観てみよう!
アキサン 『アイデンティティー』オススメです。「読めた!」って楽勝気分をラスト寸前でひっくり返されます。多分。あと、細かいこと言えない映画だと『キャビン』も中々。スプラッタ描写もそこそこあるので迂闊にオススメは出来ないんですけど、ホラー好きには是非観て欲しいですね。前半から怪しい雰囲気プンプンしてますよ(笑)。後半はホラー映画のアベンジャーズ状態です。
上木原 ラストがスゴイ!という“どんでん返し”の作品ってさ、脚本がすごく難しいと思うんだよね。まずそのラスト近くまで面白くなきゃ意味がないと思うんだ。僕らをどれだけ感情移入させ伏線を描き引き込むかだよね。そして僕たちが思っていた構図を裏切り見事にひっくり返す。しかもラスト10分ほどで。コレだよね。
坂元 今回は邦画が全然出てこないね。『アヒルと鴨のコインロッカー』とか凄い面白かったでしょ?伊坂幸太郎の原作を読んだ後だっただけに「コレをどうやって実写化するんだ?!」と観てみたけど、結果が分かっていてもグッときた・・・・。
アキサン 今回のテーマが決まって、まぁとりあえずネットで「どんでん返し映画」みたいな感じで検索したんですけど、邦画でよく名前が挙がるのが確かに『アヒルと鴨のコインロッカー』『アフタースクール』でした。で、『アフタースクール』、キャッチコピーが「甘く見てるとダマされちゃいますよ」という。
監督は『鍵泥棒のメソッド』の内田けんじで。キャストを見ると大泉洋の名前が一番最初にあるから、なんかもうナメてかかっちゃいますよね。でもそこまで言うならしっかり観てやろうじゃないか、と思って観たんですけど・・・・ダマされました。冒頭からミスリードを誘うようなシーンが続いてるんで、何かしら腑に落ちない感じで観てたんですけどテンポが良いのでストーリーに付いていくと、ラスト30分ごろから急展開。さっぱり状況がつかめない。と思ってるとステーンっとひっくり返される。正確にはダマされたというか「そうきたか」って感じでしたね。内田けんじ監督だと『運命じゃない人』『アフタースクール』以上の高評価なんですよね。まだ観てないので今度観てみようと思ってます。
坂元 面白そうだね!オレも早速観てみよう。
アキサン この手の映画の魅力に一つに、観終わった後にあのシーンをもう一回観たい、あの伏線を確認したい、ってのがありますよね。映画館だともう一回お金払って観なきゃいけないけど、DVDだとすぐ確認できるのが良いですよね。目線、表情、しぐさとか。初見で気付いちゃうと台無しなんですけど、再度観たときに伏線がしっかりと張られているのを確認したときにもう一度楽しくなる。いやあ・・・・映画って、本当にすばらしいもんですね。
坂元 どっかで聞いたセリフだな・・・・。

参加者募集!

このディスカッションは、メールのやりとりのみで行われているバーチャル(死語?)な対談です。このコーナーには基本的に何の束縛も決まり事もありません。思いついたことを独り言のように書いていただければこちらで他の参加者とのメールと「会話形式」に編集させていただきます(掲載時には簡単な自己紹介文とアイコン用画像が必要です)。現在募集中のテーマは2014年11月25日更新予定の『プレデター』 (87年 ジョン・マクティアナン監督)。まずは気軽にメールを!メール受付〆切は2014年10月15日(水)です。ご意見・ご要望のメールも大歓迎です。

参加希望メール送り先  sonic@sky.plala.or.jp 坂元まで

《前へ12|3|次へ》 3/3ページ

一番上にもどる      紹介作品一覧へ     ホームヘもどる