#191 インデペンデンス・デイ

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宇宙人と戦う映画といえば

アキサン 宇宙人が攻めてくる系だとやはり『宇宙戦争』『世界侵略:ロサンゼルス決戦』『スカイライン-征服-』『バトルシップ』なんかが宇宙人の圧倒的な科学力と技術力にヤラれる系といいますか、無理ゲー感全開で。蹂躙、ですね。その中でも『世界侵略:ロサンゼルス決戦』『スカイライン-征服-』は何か同じような時期に公開で。
坂元 確か『アルマゲドン』『ディープ・インパクト』も同時期公開だったけど、なんかこう相乗効果作戦みたいなのがあるのかな?
アキサン しかも両方とも、戦いはここからだ!の状態で終わっちゃうという。フラストレーション溜まるんですよ、この手のは。個人的には『スカイライン-征服-』の方がバカっぽくて好きですね(笑)。ほぼマンションを上り下りするだけのコンパクトな舞台でストーリーは進むんですけど、いや、大してストーリー進まないんですよね。そして衝撃のラスト!そしてあの引きで続編無い!(笑)
坂元 続編の噂もずっとあったけどいつの間にかもう話題にもならなくなったね。きっとあの映画は続編作って色々と明らかにしてはいけない系の作品なんだよ(笑)。
アキサン 『世界侵略:ロサンゼルス決戦』は宇宙人映画と言うか、戦争映画的な感じですよね。『ブラックホーク・ダウン』的な。タイトル通りの世界的な侵略を受ける中でロサンゼルスの地において行われた局地戦、とでも言いましょうか。ミクロ視点なんですよね。全部別々の映画なんですけど、その局地局地でこんな出来事があったのかもしれない、と思うと世界感広がって楽しめるんですよ。『宇宙戦争』でトム・クルーズがダコタ・ファニングを小脇に抱えて逃げ回ってる時に、『サイン』に出てくるどっかの片田舎でホアキン・フェニックスがバットで宇宙人シバいてたのかもしれない、とか。
坂元 ミクロ過ぎ!(笑)って言うか『ロサンゼルス決戦』の実話元ネタがまた面白いね。第二次世界大戦中の1942年、深夜のロサンゼルスの上空に突如無数の飛行物体が現れたんで日本軍の攻撃かと慌てた米軍は1400発を超える砲撃で応戦!しかし一機も撃ち落とせることなく暫くすると全機飛び去ってしまったのだそう。更に後日、その夜は何処の国もロサンゼルス上空を飛んでいないことが判明。結局アレは何だったんだ?という歴史に残る怪事件なんだって。
上木原 あと、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』も面白かった。戦闘訓練すら受けてない少佐が何度死んでも元に戻り、記憶は残るから毎回学習し、いつしか戦闘能力は高まり正義感までつくっていう。最初はトムっぽくないヘタレ兵が後半ではいつもの安定したイケメン・トム・クルーズに。
坂元 コレは面白かった!正にゲームの“リセット”感。よく出来た話だよね~。
上木原 脚本がいいよね。コレ、ヤンジャンで小畑さん描いてて面白いな~って思っていたらハリウッドで映画化。ええっ!?て思ったもん。エイリアンもリアルで何にせよパワースーツがカッコいい!アイアンマンと違って完全にカラダが隠れきれてないパワースーツって好きなんだよね。特に『GANTZ』の「岡スーツ」とか僕の中ではアレ以上のパワースーツにまだ出会った事がないくらい斬新なんだよね。俺もアレ着て宇宙人と戦いて~って思ったモン。って話それちゃったけど、日本で実写化したらヤバいと思うわ。ギタイやエイリアン含めハリウッドが描く地球外知的生命体のデザインって斬新だよね。
坂元 確かに上木原さん“パワースーツ”似合いそう(笑)。
アキサン こっそり来てる宇宙人系だと『ヒドゥン』とか『ゼイリブ』とかも好きですね。『ヒドゥン』は母が借りてきてたビデオで観たんですけど、あの「お引越しシーン」は中々強烈なインパクトを思春期の少年に与えてくれました。主人公のギャラガーを演じるカイル・マクラクランも、何というかそのインパクトのある名前。口に出して読みたくなる名前。マクラクラン。良い響きです。
坂元 何が?
アキサン カーペンター監督の『ゼイリブ』もあのサングラス越しの街の景色の不気味さ。おかげで「OBEY」の意味は一生忘れられそうにありません。他にも「No Thought!」や「Watch TV」や「Consume!Buy!」等々。まるで電通の戦略十訓です。怖いですねー。
坂元 電通の戦略十訓?
アキサン もっと使わせろ
捨てさせろ
無駄使いさせろ
季節を忘れさせろ
贈り物をさせろ
組み合わせで買わせろ
きっかけを投じろ
流行遅れにさせろ
気安く買わせろ
混乱をつくり出せ
です。
坂元 ・・・・ま、オレもココで訊かなくても良かったか。
アキサン 『ゼイリブ』は中盤の6分間に渡る格闘シーンが最大の見どころですよね。主演のロディ・バイパーはプロレスラーでもあるので必要以上に迫力があるんです。グラサンかけろ!いやだ!の理由で車ボッコボコになるまで取っ組み合い(笑)。

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