#194 ブリジット・ジョーンズの日記

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レッスン3:男女の「共感」の違い・大きさとは

上木原 あとさ、韓国ドラマで『私の名前はキム・サムスン』ってのがあったんだけど、コレが結構面白くてね。失業中の30超えたデブのパティシエとルックス抜群のレストランオーナーとの恋物語・・・・
坂元 どっかで聞いた話だね(笑)
上木原 そうなんだよね、『ブリジット~』観た時『キム・サムスン』思い出した。ロマンチックラブコメディって感じなんだけど、『ブリジット~』の方が先だから『キム・サムスン』が似てるのかな?2000年代初期って女子がキュンキュンするラブコメ作品が多いよね。
坂元 「女性が共感できる映画」と言えば『プリティ・ウーマン』とかなのかな~と思ったけど、あの映画は個人的に全然好きになれなくて、それより断然『愛と青春の旅だち』だろう、と。オレの中ではこの2本は凄くかぶる話なんだけど、きっと女性にとっては全然違うんでしょ?多分。しかし『愛と青春の旅だち』物凄くいい映画だよね。大っ好きな映画なんだけど考えたらこのコーナーで一度もやってないかも。何故だろう?ジョー・コッカーとジェニファー・ウォーンズが歌う「愛と青春の旅だち」のミュージックビデオで泣けるくらいなんだけどなぁ・・・・。シホさん、他に「女性が共感する映画」と言えば何かある?
シホ 他は・・・・『ベスト・フレンズ・ウェディング』とか。異性の親友が突然結婚するって言うの。しかも自分とは正反対のお嬢と。で、友達のふりして、二人を引き裂こうと頑張るお話(笑)「◯◯歳まで二人とも独身だったら結婚しよっか」なんてふざけた約束もすごく深く心に刻んであって、そうなればいいとまで思ってるんだけど、男は思ってないんだよねー。私にはすごく素敵な異性の友達(知り合い?)がたくさんいるけど、結局誰にも選ばれない女ってことなんだよねー。この映画と『ブリジット・ジョーンズ』にはすごく気持ちを分かってくれるゲイの友人が出てくるけど、ああいう人が必要だと思うよ。独身で一生を過ごすなら。
坂元 今回の Short cut にも必要だったかもね
シホ もういっこ。女性が共感するというか、『スライディング・ドア』って映画を知ってる?
坂元 おぉ!グウィネス・パルトローの!大傑作だよね。オレも大好きな映画です。
シホ もし、あの時違う選択をしていたら・・・・「もしかしたら、私には違う人生があったんじゃないか」って思いを、地下鉄に間に合うか?乗り遅れるか?で人生が違ってきてるって話でした。私は特別面白いとは思わなかったけど、こういうの考えるなぁ~と。女の人って「もしあの時~」ってよく思うんじゃないかな。あれは一方は成功したように思えたけど、結局どっちの結末もそれで終わらせたか・・・・って結果だったけど。
坂元 『スライディング・ドア』は一見女性向けの映画みたいだけど、男も凄く共感できると思うんだよ。いや、シホさん的にイマイチだったのであれば、もしかしたらむしろ男向けの映画なのかもしれない(笑)。アレの男版(主役)が『バタフライ・エフェクト』だと思うんだけど。
アキサン 女性の好き(そうな)映画としてググってたら『イン・ハー・シューズ』が出てきたんですけど、この映画も嫁が楽しそうに観てたんですよね。一緒に僕もダラダラ観てたんですけど、結果「だから何やねん」って感想なんですよね(笑)あとは『マイ・インターン』とか『ロスト・イン・トランスレーション』とか。
坂元 『ロスト・イン~』って、おっさん向けの映画じゃないの?
アキサン 「女性が好きな映画」って、何かコンプレックスをこじらせた人が主人公だったり重要な役どころだったりするのが多いような気がして。そう考えると、男性が共感する映画ってのも何かしらのコンプレックスを抱えた登場人物がそのコンプレックスを解消して行く姿を観てカタルシスを感じるってのも多かったりするわけで。てことは男女の共感の違いはそれほど大きいものではなく、その性差で抱くコンプレックスの違いだけなんじゃないのか、とも思ってみたり。
坂元 なるほど。
アキサン で、あるならば「女性が共感する映画ってのは男は受け付けない」みたいに一絡げで括っちゃわずに、ちょいと食指伸ばしてみようかな、と気付かされた次第です。今回は少し勉強になりました。今度から「女性が共感する映画」も観てみることにします。少しは。
坂元 うん、キレイにまとまったね。有難う(笑)

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