南さつま海道八景

国道226号線には雄大な自然景観、そして文化遺産が点在しています。そんな魅力溢れるスポットの中でも、南さつま市が選定した8つの景勝地『南さつま海道八景』は実に魅力的。看板や駐車場など立ち寄りやすい環境が整っているのもポイントです。(写真提供:南さつま市)

高崎山展望所から見る薩摩半島と崎ノ山一帯

薩摩半島から甑島まで望む大パノラマ

 甑島から江口浜、吹上浜、桜島、長尾山、崎ノ山半島まで、大パノラマの景観が楽しめるスポット(天候次第)。その見晴らしの良さから江戸時代には船を見張る番所や、定置網の見張り番がいる魚見櫓(うおみやぐら)も置かれていた。(南さつま海道八景1)

後浜展望所から見る野間岬一帯

野間岬に沈む美しい夕陽

 ここから眺める夕陽は、まさに“絶景”のひと言。野間岬に沈む夕陽が海を黄金色に染めていく様子は、訪れる度に感動を与えてくれる。また、目の前には巨大な立神、左手遠方には沖秋目島と阿房の立神など、趣の異なる景観が楽しめるのも魅力。(南さつま海道八景3)

谷山展望所から見る段々畑

先人の知恵が生み出した風景

江戸時代後半、近隣の町や村から移住した人々が、耕地面積の少ない土地の開墾を進めようと山の斜面を切り開き、掘り出した石を積み上げていった結果、城壁を彷彿させる段々畑が生まれた。先人達の知恵がつくりだした風景は圧巻のひと言。(南さつま海道八景2)

落水展望所から見る亀ヶ丘岩壁

海道八景ではめずらしい山の風景

標高387メートル。山頂が亀の形に見える亀ヶ丘の岸壁を眺められる。南さつま海道八景のなかではめずらしい“山”の景観。東シナ海や起伏に富んだリアス式海岸など、亀ヶ丘からの景色も一見の価値あり。(南さつま海道八景5、写真提供:南さつま市)

輝津館展望所から見る双剣石周辺

歌川広重の画題にもなった景色

見どころは、天に向かって剣のようにそびえ立つ双剣石。穏やかな波間に対峙するようにそそり立つ姿は、歌川(安藤)広重の画題にもなるほど。双剣石一帯はその景観に加え、歴史・文化的背景が評価され、国の名勝「坊津」として指定されている。(南さつま海道八景7、写真提供:南さつま市)