黒さつま鶏の魅力

鹿児島県の新食材として注目を集める“黒さつま鶏”。
その魅力を鹿児島県の畜産課で聞いてきました。

黒さつま鶏とは?

「鹿児島県の畜産試験場が6年の歳月をかけて完成させた地鶏です。黒さつま鶏の父は、鹿児島で古くから愛されてきた薩摩鶏(写真右上)。島津の殿様が闘鶏用として飼っていた地鶏として知られ、日本三大地鶏のひとつでもあります。一方、母は羽が白黒で碁石のように見えることから、鹿児島では“ごいし”の愛称で親しまれてきた“横斑プリマスロック”。洋風な名前ですが、立派な在来種の地鶏です。当然、日本農林規格が定める地鶏の定義をクリアしています」。

黒さつま鶏の特徴は?

「黒さつま鶏は旨味成分のアミノ酸が豊富。他の地鶏に比べ、脂ののりも良く、ジューシーな味わいが自慢です。歯切れが良く適度な弾力もあり、バランスのとれた肉質と言えます。地鶏は硬いというイメージをお持ちの方も、その柔らかさにきっと驚くはず。実際、プロの料理人からも驚きの声があがっています。鶏刺しはもちろん、炭火焼や鶏しゃぶなど、さまざまな料理で楽しめます」。

黒さつま鶏のこれから。

「黒さつま鶏には全国有数の畜産県・鹿児島の知識や技術を注いでいます。安心・安全でおいしいことはもちろん、鹿児島の地鶏をより多くの方に楽しんでいただきたい。そのために、コスト面や生産体制にも力を入れてきました。本格的な出荷は始ったばかりですが、鹿児島はもちろん全国で“黒さつま鶏”の美味しさに触れていただけるよう、生産者や販売店の皆さんと一丸となって広めていきたいです」。

鹿児島県地鶏振興協議会のホームページ
http://kagoshima-jidori.com


鹿児島県農政部畜産課中小家畜係
新川 裕樹さん